チビ猫、父に贈るばらを咲かせる(前)
ばらの花びらは、まんなかほど『しゅっ』としてて、そとがわほど、ぽわっとハートっぽくなっています。
つぎに作るのは、どちらかというとそとがわのほうなので、まずはハート形を作ります。
デフォルトの円をだしたら、オートミラーをつかって左半分だけにします。
一番上と一番下の頂点を選択して、プロポーショナル選択でちょっとしたに。
微調整して、ハート形にします。
そうしたら、今回はここで、タテヨコのグリッドを頂点おしだしでつくってしまいます。
カーネーションの時にいくつかの層を作ろうとして、かなりくろうしたので、発想を転換。
逆に、さきに、やってしまおうというわけです。
かけたところや、だぶったところをせいりして……
そのあと、このハートをコピペしてふやし、てっぺんのカーブ(『かたぬき用カーブ』となづけます)だけ、切り出してきます。
いいかんじに、二層にできそうな場所をみつけたら……
これをつかって『かたぬき』をします。
押し出しでぶあつくしたら、ちょっとしたに下げて、ハートにささるようにして……
オブジェクトモードで『かたぬき用カーブ』→『ハート』と選んで、上のメニューオブジェクト>Intersect、からの、オートマージ&辺や面を分割設定、ゼロ距離移動。
流れるように進めて、抜けやダブリをナイフやマージ、ときには頂点スライドをくしして、直していきます。
最後に、全頂点を選んでおいて、上のメニューからオブジェクト>クリーンアップ>距離でマージで、ぜんたいがこわれない程度に、頂点たちをマージしたら、二層の色が付けられる花びらの原型ができました。
せっかくなので、ふちがわとうちかわ、二色のマテリアルをわりあてます。
そうそう、わすれちゃいけません。
この時点で、裏表をそろえて、あつみもつけておきましょう。
バックアップをとって、おつぎはカーブをつけていきます。
まずは定番の、ベジエカーブから。
ベジエカーブに合わせやすいよう、花びらの原点をつけねにして、ワールド原点に持ってきます。
そして、ふちが右に来るよう、横だおしに。
そうして、ベジエカーブを追加。
なにもせずにそのまま、花びらにモディファイア「カーブ」をつけ、基準にこのベジエカーブを選んだら、もうそれだけで、ばらのはなびららしく、ゆるりとカーブしました!
カーブをさらに3つに細分化して、いいかんじにちょうせいしたら……
はなびらとベジエカーブ、ふたつを選択して、いっしょに起こします。
全適用をやったら、ベジエカーブのしたからふたつめのセグメントにカーブの原点を持ってきて、それをワールド原点にいどう。
また全適用をやって、そうしたら、ベジエ円を追加。
はなびらはこのベジエ円に外側を触れるよういどうされるのが、わかっているので……
それを考えて、ベジエ円の大きさを『はなびらのつけねのところがベジエ円の円周のしたにくる』ぐらいに変えます。
はなびらにもうひとつカーブをつけ、このベジエ円を対象にしたら、はなびらがさらにくるりと巻きました。
「すごい! はなびらの、まきかたがかえられるよ!」
この状態で、X軸の回転をすると、バラのたてのまるまりっぷりがかわります。
そとがわは、おおきく。うちがわは、ひかえめにまけば、まさしくばらです!
あとはこれを、まるっとはいちしていきましょう。
まんなかのつぼんだところのファイルから、ジオメトリーのついた『はいちよう円』をコピペしてきます。
いっしょについてきたはなびらのかわりに、ここでつくったはなびらを対象にしてみます。
すると、はなびらどうしがかさなりすぎてちゃって、これはうまくありません。
結局、イラストをかくときのやりかたを使わせてもらうことにしました。
『はいちよう円』を三頂点にしたのを、ふたつ……
角度と大きさをかえて組み合わせて、ワンセット五枚のはなびらのかわりにすることにします。
いいかんじにしたら、もうワンセット、またちょっと大きさをかえてつくります。
それでも、ちょっぴり花びらどうしが、ぶつかってつきぬけててるところや、ちょうどすきまがみえちゃうところはどうしてもあります。
「うーん……むずかしいなあ……そうだ!」
そこでチビは、いちばん外側の一層は、わりとぴちっと組み合わさってる、内側の花びらセットを加工して、つくることにしました。
すみません、急用がとっこんできてしまいまして……
後編は6/17投稿予定です!
明日中に何とかアプデをしたいができあがったバラが重すぎる^^;
どげんかせんと……