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チビ猫、梅雨じたくをする

 なにかつくるとき、やっぱり『きぶん』はだいじです。

 チビはまず、こずえをすっかり、フレッシュなあおばに。おにわのやぶを、しっとりしたあじさいいろにかえました。

 藤とカーネーションは、またのきかいのために、たいせつにしまいます。

 それから、天気雨づくり、スタートです!


 チビはこんかいも、まずCluster公式ページにやってきました。

 雨パーティクルのつくりかたを、まずはそのまんまやってみて……

 そこから、アレンジをくわえます。


 あめのふりっぷりは、もっとぱらぱら、ゆるくしました。

 あめつぶも、やわらかくころっとしたかんじに、したいので……

 まっすぐなきせきを描く『トレイル』のかわりに、ふよっとのびる『伸縮ビルボード』をつかうよう、せっていします。

挿絵(By みてみん)


 あめのオンオフシステムは、ゆきシステムをまるっとコピペして、SnowのところをRainにかえて、ぱぱっとつくります。

 かわいいゆきもようのボックスのかわりに『オンオフ・アイテム』としておいたのは、あかくてしぶい、和傘です。

挿絵(By みてみん)


 雨のなか、おんせんにはいっても、さむくないよう……

 おにわには、かさをいっぱい、だせるしくみもつけました。

 これから夏にむけ、ひざしもますます、強まります。

 このギミックは、レギュラーいりでいいかもしれません。

挿絵(By みてみん)

 一番手前のおおきなかさをクリックすると、だしいれできます!



 ツリーのほうでもおなじように雨のせっていをして、さあ、いよいよ虹をだしましょう。

 ねんのためチビは、虹のでき方をちゃんとしらべてみました。


「うーーーん……」


 しかし、そこでチビは、うーんとまよってしまったのです。

 にじをあっちにおいたり、こっちにおいたりしては、うーんうん。

 今回はいつにもまして、まよっているみたいで……

 やがて『こねこのぬいぐるみ』みたく、じいっとかたまってしまいました。


「どうしたのにゃ、チビ?

 にじ、決まらないのにゃ?」


 ころあいをみはからって、ミーコさんがこえをかけると、ちょびっとぎくしゃくしたうごきで、チビはふりかえります。

 どうやら今ので、かたがこってしまったよう。

 マリーさんのにくきゅうで、やさしくおかたをふにふにしてもらうと、ほっとしたおかおになって、こういいました。


「そうなの。きまらないの。

 あのね、チビがだしたいのはこういう、タワーのうえをとおるにじなんだけど……

 もしかしたら、そういうふうにはみえないかもしれないの。

 もっとおひさまのはんたいの、あっちのほうにでるかも。

 おひさまの高さてきには、ぎりぎりみえる、かなあって、かんじなんだけど……。」


挿絵(By みてみん)


 ミーコさんもあらためてみて、くびをひねります。


「たしかにぱっと見、この高さはビミョーにゃ……。

 虹がみえる太陽のたかさは、50度くらいまで、だったよにゃ。

 完全ムリゲーの80度よりは、まあ、低いんにゃけど……

 ここはすなおに、べつのスカイボックスにしてみたらどうにゃ?

 もうちょっと、おひさまがひくいやつもあったはずにゃ」

「そうだね……うん。そのほうが、いいよね。

 つゆだと、そらもようもまた、ちがってくるし」


 するとマリーさんが、あかるいこえをあげました。


「そうときまったら、おやつターイムにゃ!

 かたこりはこれでとりあえずだいじょぶにゃけど、はらぺこで作業するのは、体にわるいのにゃ~!」


 その気楽なちょうしに、のこった肩の力も、すっかりすとーんとぬけちゃって……

 なんだかわらえてきちゃう、チビなのでした。

今回はいつになく、写真少ないですね……。

バランスとるのむずかし。


次回『日向、ここはやってよかったと心底思ったこと』5/31投稿予定です。

しがない初心者ワールドクリエイターに、幸せをくださった皆様への感謝をこそっと叫びます!!

ありがとうございます!!

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― 新着の感想 ―
[一言] 私もにくきゅうでふにふにしてもらいたい( ˘ω˘ )
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