チビ猫、さくらんぼにゃんをしあげる
せっかく、うるうるつやつやにできた、さくらんぼにゃんですが……
ユニティにいれてみれば、そのつやつやはすっかり、どこへやら。
そう、ブレンダーでつくったマテリアルを、そのまんまユニティにもってゆくことは、できません。
『ごかんせい』が、ないためです。
でも、チビのあたまのなかには、さっきつくった『いいかんじのツヤツヤ』が、のこってます。
これをもとに、できるかぎり、再現すればいいだけのことです。
もうすこし、ふくざつないろづけをしたときには『テクスチャにやきつける』などの方法があるみたいですが……
こんかいはまだ、いいでしょう。
いつものように『外部マテリアルを使用』の設定を、適用して……
おんなじフォルダにマテリアルフォルダができて、マテリアルがちゅうしゅつされたら、マテリアル調整かいしです。
かわは、メタリックのスライダーをぐっと右にずらして、いいかんじのつやつやにします。
かにくは、色がずいぶんちがってみえるので、いちから直しました。
にゃんたまちゃんほんたいも、ちょっぴりピンクによせてみます。
さいわい、モデルのかたち、そのものとかは、OKみたいなので……
きいろのあいぼうも、作っちゃいましょう!
まずはプロジェクトフォルダのなかで、さくらんぼにゃんをコピペ。
あたらしいほうは『さくらんぼにゃん_きいろ』と、なまえをかえます。
つぎに、マテリアルフォルダにいって、皮と果肉、にゃんたまちゃんほんたいのぶんのマテリアルをつくり、なまえをつけます。
このさきからが、しんわざです。
いつもは、マテリアルをドラッグアンドドロップでかえてますけど……
きょうはちょっぴりちがうやりかたで、やってみます!
『さくらんぼにゃん_きいろ』を、ダブルクリック。
するとブレンダーがひらくので、皮と果肉、にゃんたまちゃんについているマテリアルのなまえを、かえます。
すなわち、「かわ」は「かわ_きいろ」。
「かにく」は「かにく_うすき」。
ほんたいの「ちょいぴん」は「ちょいき」と。
ここでポイント。
かえるのは、なまえだけです。
マテリアルのいろや、ほかのものは、さわりません。
ほぞんして、ブレンダーファイルをとじると……
しばらくがめんに『くるくる』がでたあと、『にゃんたまちゃん_きいろ』が、きいろくなりました。
たしかめてみれば、しっかり、マテリアルがチェンジされてます!
ひかりっぷりとかは要調整^^;
ただ、こうしてできてみると……
ふたつのにゃんたまちゃんのおてては、もうすこし、いろをかえたいです。
せっかくなので、しっぽといっしょに、かえてみます!
まず、マテリアルフォルダにおてて・しっぽようのマテリアルをようい。
プロジェクトふぉるだのなかのにゃんたまちゃんをダブルクリック。
そうしたら、おててと尻尾についてるマテリアルを、かえます。
まず、プラスボタンで、マテリアルスロットをふやして……
あたらしくできたのに『』となまえをつけます。
もともとつけてたほうとは、マイナスマークで、さようならします。
ブレンダーファイルをほぞんして、とじます。
(もし名前をつけて保存、のほうがでてきたら、名前も場所も変えないで保存すれば、OKです)
すると、しばらくのくるくるタイムののち、おててのいろがかわりました!
よしよし、こんなかんじでいいでしょう。
あとはいつものように、エミッション設定でほんのり光るようにして、できあがり!
よるのおやすみどころにて。
エミッションの強さは、こまかく指定できない(一度閉じると、あるていど、勝手に変わってしまう)ので、いまはこれがせいいっぱい。
それでも、おねえちゃんたちはいっぱいほめてくれたし、チビとしては『なっとく』のできです。
「やっぱりすんばらしいツヤツヤぶりにゃ~。
まうえからみるとちょっとおまんじゅうみたいにゃ~。おいしそうなのにゃ~」
「階段のおかげで、小さいアバターでも、真上からみれるようになったにゃ。
これはナイスへんこうだにゃ!」
「えへへ、ありがと!」
それをきいたチビは、ふとあることをおもいつくのです。
それは、いまはまだちょっとさびしいロビーを、もうすこしにぎやかにしつつ……
がんばってつくったにゃんたまちゃんも、もっといろんな角度からみてもらえる、アイデアです。
とはいえまだまだ、そのイメージはぼんやりとしたもの。
いまはまず、『入梅』のためのさぎょうを、すすめていくことにしたのでした。
ツヤッツヤです^^
次回『日向、Blenderのマテリアルはユニティにもってけないと知る』5/27投稿予定です。
どうぞ、お楽しみに!