チビ猫、カーネーションの花びらを作る(前)
写真が多いので二分割……します……orz
「カーネーションて、たべられるんだ?」
カーネーションについて、しらべはじめてすぐのことです。
ショッピングサイトにのってたしゃしんに、チビはびっくり。
なんと、カーネーションのはなびらが、ばらばらでうっていたのです。
これは、モデリングのとき、すごーくやくにたちます!
でも、チビがそれより、おどろいたことは……
そう、そのしゃしんのタイトルには『食用』とかいてあったのです。
まさか、カーネーションも、たべられたなんて!
おもわず、こえをあげました。
「にんげんならにゃ~。
チビはまだふつうのねこだから、たべたら体にどくだにゃあ。
いいにおいがしても、おくちにいれちゃあだめだにゃ?」
「はーい!」
やさしくそういうマリーさんは、たべたことがありそうですが、そんなことは口にしません。
『しょくよくいちばん、ひるねがにばん』がモットーのマリーさんでも、そこのところは、しっかりとしているのです。
さらにみていくと、おはなまるごとをばらばらにして、しゃしんをとってくれているところも発見。
この、ころっとしたつつみたいなとこに、こんなのはいってるんだ! とチビはワクワクです。
しかし、じたいはあまり、よくありません。
と、いうのも、あんまりこまかいじょうほう (花びらはなんまい、とか、はっぱのつきかた、とかの)が、みつからないのです。
きれいなしゃしんや、そだてかた、はなことばについてのきじは、いっぱいあるのですけれど……。
「これは『情報が多すぎて、逆にほしいものが出てこない』パターンにゃ……
そうにゃ!」
ミーコさんが、ぴんとひらめいたよう。
ぽちぽちとけんさくまどに追加入力をして、エンターキーをポン!
「おお、やっぱりにゃ。
チビたちも、うしろに『学名』をつけくわえてやってみるにゃ。
引っかかってくるサイト様がずいぶん、ちがってくるにゃ」
「ほんとだー!」
「あいかわらずのけんさくじょうずにゃあ、ミーコよ!」
「えっへんにゃ!」
けんそんしないスタイルのばけねこ・ミーコさんは、えっへんとむねをはります。
そんなわけで、ぶじまとまったとくちょうは、こんなかんじです。
・ぜんたいのおおきさは、30〜80 cm。
・くきはほそくてまっすぐだけど、ふしのとこはふとい。
・はっぱは、4~10cmのながさ。
・くきのふしのとこをつつむみたく、2枚左右対称についてる。
・はっぱのかたちは、はりみたくすっとしてて、ぎざぎざがない。
・くるっとまいてたりもする。ようみゃくがみえないかんじ。
・くきややはっぱは、粉をふいたような白青緑色。
・おはなのおおきさは、3〜8cm。
・おはなは、てっぺんにいっこだけさくのと、てっぺんからどんどん、なんこもさくのがある。(こんかいは、いっこだけ咲くのを作ります)
・はなびらは、もともと5枚。八重咲きだと、まるっとふえる
・はなびらは、はじっこのぎざぎざぐあいが4種類ある。
・がくは、つつのかたち。なかにはなびらのほそーいところがはいってる。
・がくのしたのほうは、小さいはっぱ (苞葉といいます)のペアいくつかで、つつまれてる。
・がくのうえのほうは、いつつにわかれてそってる。
・おしべははなびらをとらないとみえないくらい。めしべはにほんぴょんとでてくることもあります(こんかいは、つくらないでおきます)
まどのそとは、きょうもさわやかな、いいてんき。
ネットでのリサーチを終えたねこたちは、気分てんかんをかねて、お外にでました。
お花やさんのみせさきや、ご近所のおにわにはもう、いろとりどりのカーネーションたちがニコニコ、えがおをみせています。
いくつもいくつも、ほんもののカーネーションをみてみて……
チビは、いっぽんざきの、そこそこもりもりのを何色かつくろうと、こころにきめました。
そのへんをひとまわりしておうちにもどれば、おひるまでには、もうすこしじかんがありました。
チビはさっそくはなびらを、つくってみます。
さいしょに、円をいっこだします。
デフォルトででてくる、32頂点、半径1mの円です。
そのまま 編集モードにきりかえて、ぜんぶの頂点を選択、右クリックからの『細分化』。
頂点を二倍にふやしたら、そのままFキーで、うちがわの面をはります。
まずはこれを、はなびらパーツの『そとがわ』『うちがわ』に、わけましょう。
『面を押し込み』で、0.05m小さな面を、内側につくったら……。
面選択モードにして、いまつくった面を選択、からの、右クリック>分離>選択とすすめます。
これで、一つの円から『そとがわ』『うちがわ』パーツができました。
ほそいドーナツ状の『そとがわ』、まるい『うちがわ』のふたつです。
『そとがわ』パーツは、さらに二つにわけます。
真ん中から真一文字にすぱっと切って『分離』。
上半分と、下半分にわけます。
下半分は非表示にしておいて……。
上半分のアーチを、花びらのさきっちょの、ぎざぎざゾーンに加工します。
やりやすいよう、『X・負方向』設定のオートミラーで、左半分だけにします。
そして、『アーチの外がわの頂点だけ、いっこおきに』選択。
移動ツールで上がわに、ついですこしだけ左に移動させ、ぎざぎざのできあがり!
ここだけに色をつけると、ふちだけ色づいたカーネーションが作れるのです。
とりあえず、赤いマテリアルをつくって、つけておきましょう。
下半分のパーツも表示状態に。ピンクのをつけます。
うちがわパーツも表示状態にして、こっちは、白のをつけます。
そうしたら、『うちがわ』『そとがわの下半分』を『統合』。
はなびらの、下側をつくっていきます。
『自動マージ』『辺と面を分割』をオンにして、はじめましょう!
さいしょに『がく』のなかへ、すーっとながくのびてく、はなびらのシンのぶぶんをつくります。
外側の、一番下の頂点三つをえらんでぐっと下に押し出し。
うちがわとは、ちょっとだけいろみのちがう、白のマテリアルをつけます。
もちろん、そのまうえにある面ふたつも、この白のマテリアルをつけます。
これで、『シンのシン』というべきぶぶんが、できました。
つぎに、この『シンのシン』のそとがわの頂点をぽちり。
Eキーをおして、ポジションフリーな『押し出し』をします。
これは、内側パーツまでいちど、つきぬけて……
そのあとX>頂点でつきぬけたとこをけしたら。
あたらしくできた三角ゾーンに、面はり。
こちらには、したがわと同じ、ピンクのマテリアルをつけます。
まいど写真の数が原因で分割するにゃ。そろそろ学習しようにゃ。
にゃがつくとそれだけでなんかOKなかんじになる、ふしぎ!!
そんなわけで明日、後編を投稿いたします。
なお、ワールドアップデートは予定通り12日ですが、そのあたりのおはなしにつきましては、13日に投稿いたします。
お時間あります時にのんびり、のぞいていただけますと幸いです♪