チビ猫、島にひとえだの紅をはこぶ(前)
マテリアルをさしかえるだけの、かんたんなおしごとのはずだった……のですがどっこい。
意外と長くなってしまったので、二部分に分けます^^;
そんなわけで、次のアップデートは2/2。
節分と立春を祝う『ミニアプデ・一枝の紅』と、きまりました。
といっても、やることはささやか。
タワーのこずえにほんの一枝、二枝、花がさく、というだけのこと。
いまのチビには、かんたんなさぎょうです。
まずは、お花を表示するための、マテリアルをつくりましょう。
さいしょに、はっぱをはなに、さしかえしたいえだをきめて……
『そのえだの、はっぱのとこのマテリアルについてるシェーダー』をみて、なまえをおぼえておきます。
そうしたらいよいよ、おはなのマテリアルづくり、かいしです。
プロジェクトウィンドウで、チビフォルダにいって、右クリック。
作成>マテリアルとすすんで、おニューのマテリアルをつくり。
わかりやすく『おはな』となまえをつけたら……
そのままインスペクターウィンドウにいって、まずは『シェーダー』をえらびます。
『Shader』となまえのついたらんをクリックして展開。
さいしょにおぼえておいた、『そのえだの、はっぱのとこのマテリアルについてるシェーダー』とおんなじのをみつけて、ぽちぽちと選択します。
すると、インスペクターウィンドウのひょうじがかわります。
いろいろでてきますが、ここでだいじなのは『選択』という字がかぶってる、ましかくのまどです。
この『選択』をまず、ぽちり。
するとぱっと右にウィンドウがでてくるので、そこからつかいたいお花のテクスチャをみつけて、ぽちり。
これで、お花ようのマテリアルが、できました。
ここまでできたら、もうあっというま。
はっぱをはなにさしかえようときめておいた、こずえのえだえらんで……
はっぱぶぶんのマテリアルを、いまつくった『おはな』にかえたら、さしかえかんりょうです!
でもなんか、ちょっとイメージとちがいます。
そこだけ、すごく、すかすかしたかんじなのです。
「う、ううーん……」
「うーぬぬぬ……そ、そうていがいのじたいだにゃ……」
これにはチビもばけねこさんも、うなってしまいます。
「うーん……やってみてはじめてわかることって、あるよね……
そうだね、えーと、もっとちいさい『おはなのえだ』をつくって、それを……いや、うもれちゃうよねこれは……」
ヒロさんもなぐさめながら、ひっしにかんがえます。
声を上げたのはマリーさんでした。
「ふむふむ。……
にゃあ、チビどの。
このアセットの『デモシーン』はもう削除しちゃったのかにゃ?」
「う、うん。ワールドアップロードのとき、おもくなっちゃうみたいだから……」
「やっぱりにゃ。
マリーさんがすいりするに、チビどのがこのアセットをみつくろったさいに見たのは、デモシーンとしてととのえられたあとの、『はなのき』だったのにゃ。
つまり、デモシーンを再ダウンロードあーんどインポートして、そこでつかわれてるやつをひっぱってくるのが……
チビどののアタマのなかにある『はなのき』をしょうかんする、はやみちだにゃ!」
「ふおおお……!!」
「そ、そうなんだ……!」
「マリーよ……あらためておまえもすごいばけねこだったのだにゃあ……」
チビもヒロさんも、そしてばけねこさんも、めいたんていマリーさんに『そんけいのまなざし』をむけます。
「あらためてってなんにゃ、あらためてって」
「いやー、ワガハイとルームシェアしてるときにゃ、ひたすら食っちゃ寝のとぼけたばけねこだと」
「なんにゃ~そんなにほめてもなにもでないにゃ~」
「ほめてねえのにゃっ!」
そんなやりとりのかたわら、チビはよーしとパソコンにむきなおりますが……
「ちょっとまつにゃ、チビどの!」
マリーさんはそれに、ストップをかけました。
マテリアルの作成などにつきましては
入門Unity 5 第4回目:オブジェクトにマテリアルやテキスチャを適用する(後編)
https://book.mynavi.jp/manatee/detail/id=59718
を参考にさせていただきました。
明日、二部分投稿予定です。
『日向、やっちまったにゃ? うっかりアセットの再ダウンロードで茂み全滅→どうにか復活した件』
『チビ猫、島にひとえだの紅をはこぶ(後)』
どうぞ、お楽しみに!