チビ猫、こいのぼり、にゃん……? をつくる(前)
『こどものひ』といえば、チビてきにはだんぜん、かぜにおよぐ『こいのぼり』です。
そんなわけで次の日、チビはるんるん、じょうきげんで……
『こいのぼり』のこいを、つくりはじめました。
こいのぼりは、くるっとまるくなっています。
となると、カーブの出番です。
カーブのおやくそく『さいしょは動かさない』をおもいだして、『いっきかせい』にじゅんびをします!
直径1m、10頂点の円をだして、右クリックで変換>カーブ。
『もと円』となまえをつけます。
すかさず1m四方の『平面』をだし、モディファイア『カーブ』をつけます。
けれど『もと円』を対象にえらんだとたん、しかくい平面がさんかくになっちゃいました!
かなりびっくりしましたが、だいじょうぶ。
ここは『変形軸』をYにすると、すとんとおさまります。
でもこれでは、いったいどういうむきになってるのか、わかりません。
いちどモディファイアをはずして、めじるしをつけたりして、確認です。
『平面』に面を差し込み。
左と上のところだけ、あかくいろをつけます。
カーブにそって曲がれるように、よこのループカットを三本くらい入れます。
『面の向き』も、表示ONにして……
もういちどモディファイア『カーブ』をつけ、『もと円』を対象に。『変形軸』をYにしてみれば、なるほど、こうなるみたいです。
Y軸プラス方向は画面下のほう。ぐるっと視点を変えてます。
おもてをくるっとむこうがわにして……
あたまからすとんと、『もと円』に、とびこみしてます。
なるほどなるほど。ここまでわかっちゃえば、もうこっちのものです!
あらためて、あたらしく平面をだして……
10角形の一辺とおなじたてはばになるよう、大きさを編集します。
すなわち……
X軸上に長辺がよこたわり、Yプラス方向へと短辺がのびあがるように、辺を移動させます。
長辺の長さは、きりがよければ、てきとうで。
短辺の長さは、『もと円』の一辺とぴったり、おんなじ長さに。
この長さは、かんたんにわかります。
『もと円』の辺のうち、X軸がささっている辺をみつけて……
Yがプラスになってる頂点の、Yの値を見て……
その値を二倍した数を、短辺の長さにすればOKです。
この平面には『ほんたい』となまえをつけて、配列でふやします。
『定数で……』で数は5。
『オフセット(倍率)』でY=1に。
さっきの設定のカーブをつけてみると、『もと円』の右はんぶんに、きれいにそうようになりました。
では、カーブをまた外し、配列を『適用』。
かずをふやした『ほんたい』を参考に、パーツをつくっておいていきましょう。
(それぞれべつのオブジェクトとして、つくります。まだ、統合しません)
なぜUV展開をやらないのか、おわかりいただけたことと思いますorz
まずは、目をつくります。
オレンジのわぎり面をつくったときのように、『おしこんではマテリアル適用』をくりかえしてつくります。
すなわち……
目のりんかくようの円を出す。それ用のマテリアル (『めのせん』黒)適用
↓
白目ようの面を内側に、『面を押し込み』でつくって、できた面に新しいマテリアル (『しろめ』白)適用
↓
ひとみようの面を内側に、『面を押し込み』でつくって、できた面に新しいマテリアル (『くろめ』黒)適用
とします。
つぎに、うろこをつくります。
これも、小さな円をだし、それ用のマテリアル (『うろこ』かりに赤にしました)をつけ、一度『面を押し込み』。
目がわのはんぶんの頂点をけします。
そうしたら、モディファイア『配列』で二つに増やし……。
Y軸・正方向で『オートミラー』。たてに三つならべます。
そうしたらさらにミラー。たてに三つ並んだのを、さらに二列に並べます。
さいごのパーツは、しっぽのすじもよう。
ほそいしかくにマテリアル(『しっぽ』黒)をつけます。
そうしたらこれも、モディファイア『配列』で増やし……。
Y軸・正方向で『オートミラー』。
そうしたら、いまつくった『め』『うろこ』『しっぽのすじもよう』のみっつのパーツを統合。『もよう』と名前をつけます。
このあとは、カーブがきれいにつくよう、しあげのさぎょうです。
『せんさいにして、だいたん』な作業をまえに……
いちどみんなで、おひるをいただいて、ひとやすみすることにしました。
次回、こいのぼり……にゃん? がお目見えします。
って明日だよ! まだできてない!
パーツをくみ上げたら完成なので、いそいで写真撮って貼らねばです。
どうぞ、お楽しみに!