表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
41/335

チビ猫、菜の花をつくってみる(中)

すすすすみません、前後編のつもりが中追加となりました。

理由は写真が多かったためでございます……!!

 ともあれ、だいたいのセットのしかたや、手順はなんとなく、つかみました。

 それじゃあモデリングほんばん、スタートです!


 くきは、習作のときとおんなじにします。

 頂点数は、おおすぎるとやりにくいとわかっているので、デフォルトの32からぐっとへらして、12にします。

 直径は、いちばんふとい、ねもとのところにあわせます(つまり1センチ=0.01m)。


 高さは、これまたあんまりおっきいと作りづらかったので、32センチに。

 なのはなのいちばんちいさいのは、30センチくらいと、ネットにかいてあったので、それで、習作をはじめたのですが……

 おはなをさかせるとき、なんかおさまりがわるくって大きくして、32センチになったのです。


 オブジェクトモードのまんま、全体を16センチもちあげると、ちょうどワールド原点にねもとがきます。

 ちょうど3Dカーソルちゃんもそこにいるので、ここにくきオブジェクトの原点を移動しちゃいましょう。

 くきを右クリックして、メニューを出して、原点を3Dオブジェクトに設定します。


 そうしたらくきの上をほそくします。

 編集モード・点選択モードにして、くきのてっぺんの頂点を全部選択し、サイズ変更ツールぽちり。

 しろいわっかのとこでかるく左にドラッグアンドドロップしたら、左下に出てくる調整用のいたにすうじをいれて、3mm=0.003mにしました。

挿絵(By みてみん)


 これで、くきはとりあえず、いいでしょう(いろは、まだつけません)。

 しっかり保存をしたら、あたらしく別のファイルをひらいて、こんどははっぱをつくります。

 マリーさんのオススメアドオン『Auto Mirror』を有効化しておいて、モデリングスタートです!



 まず、0.1mの平面をいっこだし、『はっぱ』というなまえにします。

 編集モードにして、『はっぱ』を0.05mうえに『移動』。

 ちょうど『ワールド原点に、『はっぱ』の原点がのこってて、『はっぱ』全体は、あかい線のうえにのっかってる』かんじにします。

 そうしたら、よこむきのループカットをいつつ、いれておきます。

(ほんとうはここで、たてのループカットもいれといたらよかったのですが、チビはあとから『ナイフツール』でつけました)

挿絵(By みてみん)

 

 そうしたらいよいよ、『Auto Mirror』のでばんです。

 みぎにたてにならんでるメニューから『編集』をえらぶと、『Auto Mirror』がふえてますので、vの字をぽちりとして、メニューを展開。

 XYZとならんでるのはXを、座標系は『負』をえらび……

『Cut and Mirror』にチェックが入ってるのをかくにんしたら、いちばんうえの『Auto Mirror』をぽちり!

 すると、ぶじ、『ひだりはんぶんが、さぎょうするとこ』『みぎはんぶんが、カットされて鏡像におきかわってる』というかんじに、できました!

 ひだりはんぶんの頂点をきゅっきゅっといどうさせて、だいたいのはっぱの形をつくったら……

挿絵(By みてみん)


 こんどは、ちょっとへっこみとかもつけてみます。

 ひだりはんぶんのまんなかあたりを、ナイフツールでたてにきゅっとして、あたらしい辺と頂点を作ります。

 そして、そことまんなかの列の頂点をうごかして、へっこみをつくりました。

挿絵(By みてみん)


 ポイントは、つけねのちかくのところを、へこませて、すこしふとらせたこと。

 なのはなのはっぱには、ゆうめいなとくちょうがあります。

 うえのほうのはっぱが、くるっとなって『くきを抱く』のです。

 それをさいげんするための、くふうです。


 さいごに、モディファイア『ソリッド化』で、ちょっぴりあつみもつけました。

 つくりこむなら、ところによってあつみもかえるところですけれど、今回は、そこまでしないで大丈夫でしょう。



 しっかり保存をしたら、あたらしく別のファイルをひらいて、こんどはおはなをつくります。

 はっぱとおんなじようにして、はなびらをいちまい、つくったら……

 ちょっとだけ、ワールド原点から離します。

(編集モードで。オブジェクト原点はそのまま、ワールド原点においときたいので)

 そうしたら、ワールド原点に『十字エンプティ』をおきました。

挿絵(By みてみん)

 これは、これからやる作業にひつようなめじるしパーツです。

 ちょっとおっきくて、おじゃまになりそうですが、このまんま、いじってはいけません。


 はなびらにモディファイア『配列』をつけて、設定をします。

 さいしょのトグルメニューは『定数で』。すぐしたのウィンドウに、花びらのかず『4』をいれます。

 オフセット『倍率』のとこのチェックをオフ、オフセット『Obj』のとこのチェックをオンにして、すぐそばのv字を押してメニューをひらき、対象として、さっきおいた『十字エンプティ』をえらびました。

 そうしたら、『十字エンプティ』を回転ツールでぐるっと回すと、花びらがくるっとひらいて、みごとにお花になりました!

挿絵(By みてみん)


「うーん……ちょっと、くっつきすぎかな?」


 でもそのおはなは、チビからすると、はなびらがくっつきすぎているみたい。

 そのあたりを、なかなかうまくなおせなかったので……

『配列』をとりけして、『ジオメトリー』を使うほうほうを、ためしてみます。

 これだと、まんなかにおいた『基準となるずけい』のとこに『きゅっ』とあつめられるので、そのあたりはうまくやれそうです。


 マリーさんご紹介のサイトをみながら、ひたすらそのとおりにまねっこして、ジオメトリーノードを設定。はなびらをまんなかにあつめてくると、こんどこそチビのおきにめしたようでした。

挿絵(By みてみん)

ちょっとフライングで、めしべつくりかけになってるにゃ!


次回は本当に後編です!

『チビ猫、菜の花をつくってみる(後)』3/25投稿です。

ようやく、ワールドに植えた様子をご紹介できます^^

どうぞ、お楽しみに!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ