チビ猫、菜の花をつくってみる(中)
すすすすみません、前後編のつもりが中追加となりました。
理由は写真が多かったためでございます……!!
ともあれ、だいたいのセットのしかたや、手順はなんとなく、つかみました。
それじゃあモデリングほんばん、スタートです!
くきは、習作のときとおんなじにします。
頂点数は、おおすぎるとやりにくいとわかっているので、デフォルトの32からぐっとへらして、12にします。
直径は、いちばんふとい、ねもとのところにあわせます(つまり1センチ=0.01m)。
高さは、これまたあんまりおっきいと作りづらかったので、32センチに。
なのはなのいちばんちいさいのは、30センチくらいと、ネットにかいてあったので、それで、習作をはじめたのですが……
おはなをさかせるとき、なんかおさまりがわるくって大きくして、32センチになったのです。
オブジェクトモードのまんま、全体を16センチもちあげると、ちょうどワールド原点にねもとがきます。
ちょうど3Dカーソルちゃんもそこにいるので、ここにくきオブジェクトの原点を移動しちゃいましょう。
くきを右クリックして、メニューを出して、原点を3Dオブジェクトに設定します。
そうしたらくきの上をほそくします。
編集モード・点選択モードにして、くきのてっぺんの頂点を全部選択し、サイズ変更ツールぽちり。
しろいわっかのとこでかるく左にドラッグアンドドロップしたら、左下に出てくる調整用のいたにすうじをいれて、3mm=0.003mにしました。
これで、くきはとりあえず、いいでしょう(いろは、まだつけません)。
しっかり保存をしたら、あたらしく別のファイルをひらいて、こんどははっぱをつくります。
マリーさんのオススメアドオン『Auto Mirror』を有効化しておいて、モデリングスタートです!
まず、0.1mの平面をいっこだし、『はっぱ』というなまえにします。
編集モードにして、『はっぱ』を0.05mうえに『移動』。
ちょうど『ワールド原点に、『はっぱ』の原点がのこってて、『はっぱ』全体は、あかい線のうえにのっかってる』かんじにします。
そうしたら、よこむきのループカットをいつつ、いれておきます。
(ほんとうはここで、たてのループカットもいれといたらよかったのですが、チビはあとから『ナイフツール』でつけました)
そうしたらいよいよ、『Auto Mirror』のでばんです。
みぎにたてにならんでるメニューから『編集』をえらぶと、『Auto Mirror』がふえてますので、vの字をぽちりとして、メニューを展開。
XYZとならんでるのはXを、座標系は『負』をえらび……
『Cut and Mirror』にチェックが入ってるのをかくにんしたら、いちばんうえの『Auto Mirror』をぽちり!
すると、ぶじ、『ひだりはんぶんが、さぎょうするとこ』『みぎはんぶんが、カットされて鏡像におきかわってる』というかんじに、できました!
ひだりはんぶんの頂点をきゅっきゅっといどうさせて、だいたいのはっぱの形をつくったら……
こんどは、ちょっとへっこみとかもつけてみます。
ひだりはんぶんのまんなかあたりを、ナイフツールでたてにきゅっとして、あたらしい辺と頂点を作ります。
そして、そことまんなかの列の頂点をうごかして、へっこみをつくりました。
ポイントは、つけねのちかくのところを、へこませて、すこしふとらせたこと。
なのはなのはっぱには、ゆうめいなとくちょうがあります。
うえのほうのはっぱが、くるっとなって『くきを抱く』のです。
それをさいげんするための、くふうです。
さいごに、モディファイア『ソリッド化』で、ちょっぴりあつみもつけました。
つくりこむなら、ところによってあつみもかえるところですけれど、今回は、そこまでしないで大丈夫でしょう。
しっかり保存をしたら、あたらしく別のファイルをひらいて、こんどはおはなをつくります。
はっぱとおんなじようにして、はなびらをいちまい、つくったら……
ちょっとだけ、ワールド原点から離します。
(編集モードで。オブジェクト原点はそのまま、ワールド原点においときたいので)
そうしたら、ワールド原点に『十字エンプティ』をおきました。
これは、これからやる作業にひつようなめじるしパーツです。
ちょっとおっきくて、おじゃまになりそうですが、このまんま、いじってはいけません。
はなびらにモディファイア『配列』をつけて、設定をします。
さいしょのトグルメニューは『定数で』。すぐしたのウィンドウに、花びらのかず『4』をいれます。
オフセット『倍率』のとこのチェックをオフ、オフセット『Obj』のとこのチェックをオンにして、すぐそばのv字を押してメニューをひらき、対象として、さっきおいた『十字エンプティ』をえらびました。
そうしたら、『十字エンプティ』を回転ツールでぐるっと回すと、花びらがくるっとひらいて、みごとにお花になりました!
「うーん……ちょっと、くっつきすぎかな?」
でもそのおはなは、チビからすると、はなびらがくっつきすぎているみたい。
そのあたりを、なかなかうまくなおせなかったので……
『配列』をとりけして、『ジオメトリー』を使うほうほうを、ためしてみます。
これだと、まんなかにおいた『基準となるずけい』のとこに『きゅっ』とあつめられるので、そのあたりはうまくやれそうです。
マリーさんご紹介のサイトをみながら、ひたすらそのとおりにまねっこして、ジオメトリーノードを設定。はなびらをまんなかにあつめてくると、こんどこそチビのおきにめしたようでした。
ちょっとフライングで、めしべつくりかけになってるにゃ!
次回は本当に後編です!
『チビ猫、菜の花をつくってみる(後)』3/25投稿です。
ようやく、ワールドに植えた様子をご紹介できます^^
どうぞ、お楽しみに!