チビ猫、くるりんトイレワールドを完成させる
モデルは猫又製作所さんの『車椅子【3Dモデル】無料』をおかりして……
乗ってうごかせる車椅子づくり、スタートです!
まずは車輪パーツに、メッシュコライダーをつけておきます。
ちゃんと地面にめりこまないで走れるように、です。
つぎに、車椅子の座面のところに、『座る位置を自動調整する椅子』パーツ(ちょっとながいので、ここからは『すわるさん』と呼びましょう)をもってきて……
『すわるさん』の『子』に、車椅子をセット。
『すわるさん』を、車椅子ぜんたいをひっぱるリーダーやくにします。
さらに、Cluster Creators Guideの記事を見て、『すわるさん』にギミックを追加、動く乗り物としての機能をつけます。
ただ、これだけだと、左右にくるりとむきをかえることができません。
そこでさらに、カジノミニステージにつけていた、回転ギミックをコピペで移植。
回転開始/ストップようの、さんかくスイッチセットももってきて……
いいかんじの位置においたら、Parent Constraintで、『すわるさん』についてきてくれるようにします(というのも、『すわるさん』もさんかくスイッチたちもItemだから、親子関係にできないのです)。
これでOK!
前後左右に動きつつ、回転もできる車椅子ができました。
(真横には、ほんとはうごけないはずですけど、そこは、よしとします)
さらに、まだのってないのにさんかくスイッチをおしてしまって、くるんくるん車椅子がまわっちゃわないよう、さんかくスイッチはすわったときだけ出るようにしました。
と、そのとき、ヒロさんとおとうさんのあしおとがきこえてきました。
のってうごかせるか、だけ、ギリギリテストして、あとのチェックは、ふたりにお願いすることになりました。
その後やっぱり、もんだいはみつかりました。
「ごめんね、なんか、うまく出たり入ったり、できないかも……」
申し訳なさそうにそういうのは、ヒロさんです。
どういうはずみか、ドアが開いたり閉じたりあらぶっちゃったり、しまってくるドアにはさまれちゃったり、ときには出るのがまにあわずに、とじこめられちゃったり。
そもそも、ドアのまえにきたのに、あかない、なんてこともありました。
じつはヒロさん、リアルでもたまにこうなるので、『自動ドアは、はやめに突入!』をこころがけているのですけど……
それでもなっちゃうということは、かなりこのドア、難易度が高いみたいです!
「うーん、すっといけば八割いけるんですけどね……」
かくいうチビのお父さんも、ときどきひっかかっちゃいます。
「あとヒロさん、これはぶつかる勢いで近づくと開くみたいですよ」
「えっ」
「えっ」
それはちょっと、いけません!
でも、これでいろいろ原因が、わかったかんじです。
まず、ドアがあらぶっちゃうことがあるのは……
検知エリアが、かぶっちゃっているからです。
メッシュコライダーは『凸状』にしないと、検知エリア(Is Triggerオン)にできないので、現在こうなっちゃってるのです。
たしかにすっといけば、問題がでないかもですが、それにあまえちゃいけません。
Blenderでモデルをあけて、検知エリアをちいさく分割。
ユニティであらためて、コライダーをつけます。
内側のも外側のも、ぜんぶやって……
さらには、室内エリアのまるい検知エリアをちょっとちぢめてすきまをつくって、重なってるとこをなくしました。
つぎに『もしかしてドアまえの検知エリアから出たら、閉まる、って部分が、きびしすぎるのかな?』とかんがえて……
『入ったら、開く』のとこだけのこして、『出たら、閉まる』はさくじょ。
閉まるほうは『おといれにすわったとき』(これは、前回つけました)と、さらに『室内のまんなかエリアに、はいったとき』にしぼってみました。
でもそうすると『一度入って出てきたとき』や、『ドアはあけたけど、なかにはいらずにもどったとき』に、ドアがしまりません。
これはあんまりよくないかも、なので、やっぱりしまるとこは、のこしました。
(ほんとは何秒後か後に、あらためて『そこにいる・いない』を見るしくみをつくるのが、確実なんですけれど……
そもそも『いるいない』を検知するのが、今のとこそこまで確実じゃないかんじなので、やめときました)
つぎに、これもだいじなぶぶん!
フットペダルのところに、コライダーをふたつ、つけたしました。
「ぶつかるいきおいで近づくと、開く」というのは、検知エリアが検知している当たり判定が、コライダーのついてる『まえのちっちゃい車輪』のとこだからです。
でもここは、『のってるひとのつまさき』で判定されてほしいです。
そこは、システム的なものがあるので、自力でたすことにしたのです。
検知エリアのだぶりと、車椅子にのったときのあたりはんていの追加。
この二点を改良したら、びっくりするほど、スムーズになりました!
ただ、それでも、中から出ようとしたときに、たまーにうまくあかなくなります。
やっぱり、『おしたらもんどうむようで開くぞボタン』が、ひつようみたい。
いいえ、これはむしろ、つけるべきでしょう。
なぜって、リアルのおといれにも、『HELPボタン』があるのです。
ゆかとかとびらに、ひかる『開けてボタン』を配置。
これであけると、閉まるまで開いてるので、いざってときも困りません。
それと、バックで出ようとしてもあぶなくないよう、大きなミラーもつけました。
VIPルームの楽屋から『エリアないにいるときだけ映るようにしたしかくいミラー』をまるっともってきて、どーんとおっきくすればOK!
あとはドアを、ちょっとこります。
入るときは、おといれがどっちむきで、どのへんにあるかわかりやすいよう、半透明に。
ちかくにきて「開くよー」というときは、それがわかるよう、ちょっとひかって。
そして、くるりんルームの中に入ったときには、なかがみえないように不透明にします。
まず、アニメーションをつくります。
あくときは、一瞬さきにマテリアルのいろと、ひかりかたをかえはじめて、「はい、動くよ!」とわかるようにします。
うごきはじめたとこ。ちょっとみえかたがかわってます。
しまるときは、いろとかをかえないでおきます。
半透明のまんまでOKか、それとも不透明にするかは、なかにひとがいるかで、きめるからです。
ちなみにドアを不透明にするのは、透明度をゼロにするだけだと、ちょっと不十分。
レンダーモードを『Transparent』から『Opaque』にかえます。
さらに念をいれて、Emissionのつよさをあげて、光らせます。
ワールドそのものは、あえておもいっきり、開放的に!
おトイレだって、あかるくたのしくっても、いいはずですものね。
チビの『風さわやかな、くるりんだれでもといれっとう』は、かくしてできあがったのでした。
参考
Cluster Creators Guide さん
Character Itemを使ってシンプルな動く乗り物をつくってみよう
https://creator.cluster.mu/2021/11/26/character-item/
ゆにてく備忘録 さん
【Unity】複数のコンポーネントを一度にコピー&ペーストするEditor拡張
https://unitech.hatenablog.com/entry/2018/03/21/184223
次回は『インターミッション:チビ猫、2月の計画を整理する』2/1投稿予定です!
同日、新章開始!
どうぞ、お楽しみに!




