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チビ猫、農園のおいもほりギミックをつくる!

 チビにはひとつ、やってみたいことがありました。

 それは、お野菜のしゅうかくです。

 よーくふとったにんじんを『うんしょっ』とひきぬいたり、つやっと熟した、ピーマンやトマトをかごにあつめたり。

 そしてそして、ころころのおいもをたくさん、ほりあげたり。

 マリーさんからきかせてもらった『おいもほり』は、まさしく『たからさがし』。

 さっそく、つぎのおやすみに、みんなで『しゅざいりょこう』にゆくことにしました。


 ばしょは、まえにも『しゅざいりょこう』にきた、温泉のまち。

 チビのまちよりすずしいところなので、みんな、長そでの服をいちまい、もっていきます。

 メンバーは、ひとのすがたになったミーコさん、マリーさん、ひにゃさん、チビのおとうさんとおかあさん。

 そしていつもどおりの、ヒロさんとチビです。


 おべんとうとおちゃをおともに、にぎやかに電車の旅を楽しんで、なつかしいまちなみに到着。

 あの日とおんなじお宿に荷物を置かせていただいて、まちはずれの農園――『さわやか・ねこねこ農園』に向かいます。


「ねこやまです!」

「ねこたで~す」

「チビさまご一行様、遠いところはるばるようこそ!」

「やあやあ、女将からもお話はききましたよ~。

 きょうは楽しんでくださいにゃ~!」


 出むかえてくれたのは、やっぱりばけねこさんたちでした。

 キラリッと白い歯をひからせて笑う『さわやか農業男子』くんコンビは……。

 むぎわらぼうしのしたのねこみみを、ちらっとみせてくれました。


「これからおいもほりの見本をみせますにゃ、さあさあこちらへいらっしゃいにゃん!」


 ちょっときいろくなってきたおいもの木のまわりに、みんなしゅうごう。

 はじめまーすのこえとともに、ねこやまさんがおいもの木をやさしくもちます。

 ねこたさんが、おいものちかく、20~30センチのところのつちに、スコップを入れます。


「あんまりちかくからほると、おいもをきずつけるかもしれないので、ちょっとはなれたとこからほりますにゃ~」


 そういいながら、おいもをきずつけることのないように、しんちょうにていねいに、つちをどけ、おいもの木をそうっとひきあげていきます。

 するとあらわれたねっこには、いくつも、いくつもまーるいおいもが、なっています!


「おー!」


 チビたちはうれしくなっちゃって、はくしゅはくしゅ!


「まだまわりのつちに、おいもがのこってるかもしれないので、まわりももれなく、さがします」

「やさしく、やさしくおねがいしますにゃ~」


 ふたりのいけにゃんたちは、ぱぱっとおいもをあつめてみせます。

 そのやさしく、すばやいてつきは、まさにじゅくれんのまじゅつしです!


「はーい!」


 チビたちははーいと、いいこのおへんじをして……

 ふたりにみてもらいながら、おいもほりにれっつ・ちゃれんじ!

 なんと、50こものおいもを、ほりあげたのでした!


 しゅうかくしたおいもは、つちがついたまま、かぜにあててかわかします。

 うまくかわいたら、おうちにおくってもらうことにして……

 その日はお宿にもどり、おんせんと秋の味覚をいただきました。



 次の日も『さわやか・ねこねこ農園』さんにいき、こんどはにんじんと、たまねぎのしゅうかく体験もさせてもらって……

 たまねぎはひかげでかわかして、おいもといっしょに、おくってもらうことに。

 にんじんは、あらってはっぱをきりおとして、しんぶんしにくるんで、もって帰りました。



 一泊二日のたのしい『しゅざいりょこう』からかえったら、さっそくチビはパソコンにむかいます。

 あのたのしさをわすれないうちに、かんたんにだけれど、ギミックで再現です!


 まずおかりしたアセットで、かんたんなはたけをつくり『おいもの木』をうえます。

 つぎに、おいもをおきます。


『おいもの木』をぷちぷちっとなんどか押したら……

 木が『ないない』して、おいもがでてきて……

 でてきたおいもを、かごにいれて、はこにもってって……

 はこに近づいたら、おいもをかいしゅうしてもらえて、チップがもらえる。

 そんなながれに、することにします。


 せっかくなので、かごにちゃんと、おいもがたまって……

 いっぱいになったら、もう、もてなくなる。

 そんなしくみも、つけたらもっと、おもしろくなるでしょう。


『ほんのちょっぴりふべんだと、ほんのちょっぴり、おもしろくなる』

 そういうこともあると、これまでいくつかのワールドであそばせてもらったチビは、知っていたのです。

 

 と、いうことは、です。

 かごをもってないと、おいもの木をおしたり、おいもをとれなくできるふうにも、しないといけません。

 そこまでねりあげて、まずは、収穫ギミック1。

『『おいもの木』をぷちぷちっとなんどか押したら、木が『ないない』して、おいもがでてくる』とこをつくります。


挿絵(By みてみん)


 とりあえず、3回くらい押したら木を『ないない』、おいもを『こんにちわ』したいので、HPを3にしときます。

 木をおすたび、それがへってって、0になったら表示チェンジです。

 POTEBAKEというのは、ポテトのバケツをもってるかです。

 木をクリックしたら、これがオンのときだけ、HPがへるのです。


 ただ、これだけだと、ちょっとわかりづらいです。

 ここは、バトルゲームでみるような、HPバーがほしいです!


 さいわい、とってもわかりやすい記事にめぐりあえたので、すなおにそのとおりに、やっていきます。

 コンポーネント『スライダー』をだして、設定します。

 大きさをかえて、バーの埋まり具合や、めもりの数をかえて、色やつまみのとこの絵もかえます。


 でも、ここでちょっと、かんがえました。

 HPをへらすより、プログレスバーがのびるほうが、やっぱいいかんじ!

 そんなわけで、背景のほうをカラフルに(クラスターのテンプレートワールドについていた、画像がきれいなので、つかわせてもらうことにしました)。HPバーをおだやかな色に。

 めじるしになるつまみのとこは、お借りしたアイコンアセットの画像をつかわせてもらいました。 


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


 よしよし、いいかんじ!

 ひとやすみしたら、おいもがでてきて、ゲットできるようにしましょう!


次回は『チビ猫、農園のおいもほりギミックをつくる!(2)』9/23投稿予定です!

どうぞ、お楽しみに!


同日ワールドアップデート予定!

あわせてどうぞ、お楽しみに♪

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