日向、LODの仕様にはまる
二階の壁をシースルーにします。
そうして本棚や机にぐーっと近づくと、のぞけちゃうんです。
かくされし島――ハンモック島を。
つか、そのハンモックを。
ま ぢ や め れ 。
とは思ったのですがみつけたら対処しなきゃですよねアハハハハ☆
そう、この日はアップデート二日前 (しかも夜=実質前日)。
やばすぎて日向さんもうナチュラルハイでございます。
言い訳すると用事だ行事だで予定狂いまくってたのです、ざっと二日分くらい。
それでもなっとくいかなきゃやるのです。できるとこまでやってみるのです。
そうだ、タワーを流れ落ちる水。
初期からいれたいと思っていつつ、マトモに入れられていなかったそれを、机のあたりにいれました。
よーしステキ! 採用っ!!
一階の水鏡ポータルとも位置を微調整し接続しました(見えないですが)。おっしゃああ!
しかし問題はまだ残っておりました。
その左右。机脇。
すーごいぎりぎり近づいたり、ソファーでジャンプしたりすると、まだのぞけちゃうんです。
くっすぉぉぉ!! まだアカンかったくわぁぁぁ!! (叫)
というわけでそのへんにだけ、腰高の木の壁をつけてみました。
うーん、うーん。
せっかくのプァーとひらけた景観が、イマイチになってしまう……!
というわけで最低限の大きさの、半透明のめかくしを付けました。
うーーーーん。
やっぱまだちょっとじゃま……
これ、ギリ近づいた時以外、消せない?
わ が ま ま 放 題 だ な や オ イ 。 (・∀・;)
我ながら若干呆れました。
だがしかし、それを可能にする神機能はありました。
それがコンポーネント『LOD Group』ッ!
やりかたはぶっちゃけCluster公式記事『LODを使って負荷を軽減しよう』
(https://creator.cluster.mu/2022/11/02/lod/)
をご参照いただくのがよろしいかと存じます……が、あえて申し上げるなら、追加ポイントがふたつばかしございます。
ひとつは『描画の切り替えが発生するまでの距離のコントロール』です。
編集>プロジェクト設定>品質>LODバイアスにおいて設定されている数値がポイント。
これが大きいほど、『描画の切り替えが発生するまでの距離が大きくなる=高品質な設定』ということだそうです。
(これにつきましては
SAT-BOXさん 【Unity】LODのカメラ距離がおかしい時に確認したいこと
https://sat-box.hatenablog.jp/entry/2021/03/08/151549
を、参考とさせていただきました)
うちの環境では初期、2の設定だったのですが、これだと部屋から飛び出してやっと消える距離感 (だいたい7m程度)。
ためしに0.5にしたら、さすがにパッパと切り替わりすぎなので、間をとって1に設定したら、いいかんじになりました。
本当はクロスフェード設定もつけたかったのですが、URP導入が前提条件ということなので断念。なるべく自然っぽくなるよう頑張ってみます。
ポイントその2は『コンポーネント内のLOD設定は、使わないものでも消さないこと』です。
この、グラフみたいな部分のLOD1と2を『でてるのときえてるののふたつだけだから間いらんわww』と消してしまったのが運の尽き。
よりにもよってギリ近づいたときに側壁が消える……という悲劇に見舞われました。
ろ く な こ と せ ん な マ ジ 。 (・∀・;;)
対処法が分かったのは、いろいろためしてその末に「もうこれアカン!」といったんLODつけるオブジェクトをまるっと消して作り直したためです。
これ意外と有効です、まるっと作り直し作戦。
ちなみに机前もギリッギリ特定のポイントに限ってじっと目を凝らすとまだ見えることがあったので、3/14アプデで直します……orz
しかしまあ、ネタの尽きないクラフト人生でこざいます。
次回からはようやっと、ぐっとゆるくなるはずです。そのはず。
フラグになっていないことを祈ります。
LOD、こんなガッツリお世話になるなんて。
Cluster公式サイトの『クリエイターズガイド』。記事へのリンクになってる『タイトルと冒頭部分』だけでも目を通しておくと、後で助かることがあるようです。ありがたや……!
次回『チビ猫、ホワイトデーの大地を白く染めてみる』3/11投稿予定です。
外部エディターを設定し、チビがシェーダーデビュー(コピペですが)をはたします。
どうぞ、お楽しみに!
※この先はすこし変則的に、エッセイパートを一度お休みし、チビパートが三回続く予定です。
のんびりみまもってやってくださいませm(__)m