チビ猫、パラパラチャーハンのしあげを教わる
しっかりおべんきょうしたその後は、おいしいおやつでひとやすみ。
つぎのレクチャーは、マリーさんによるユニティパートこうざです!
「それでは~。
ひにゃにつくってもらったそざいで、アニメーションをつくりましたにゃ。
ぜんたいのつくりは、シンプルに二部制ですにゃ。
まず、さきほどひにゃがみせてた、たまごだけパート。
そのうしろに、おこめとほかの具もいれるパートをつけますにゃ。
それぞれのアニメーションクリップからは、『ループする』をはずすのをわすれずにゃ。
そして、いちばんのポイントは『Any State』から、すたんどばいに引っ張るセンですにゃ。
ここにBool『Nabefuri_A』、なべふりアニメやってるよーをしめすスイッチがオフ、というじょうけんをつけますにゃ。
こうすると、このあとのギミックとの組み合わせで、ふりふりアニメーションがおわったときでも、降りるボタン長押ししたときでも、いつでもぬけられるのですにゃ。
ここまで、ごしつもんありますにゃ~?」
「はいはいっ!
みぎてとおなべのふりふりは、「ふりふり たまご」でも、「ふりふり おこめ」でもいっしょだよね?
これだけべつにして、ぜんたいをタイムラインにのっけてもできるとおもうけど……
それにしなかったのは、なんでですか?」
「はいチビどの、するどいしつもんですにゃあ。
それは、おこめとかのうごきを、かくじつにおなべの「子」にしたかったからなのですにゃ。
もしもおなべのうごきを、それぞれのパートでかえたくなっても、これならこまらないですからにゃ」
「はいっ、わかりました!」
「それではさっきちょろっと言った、ギミックのかいせつをしますにゃ。
はじまりは前とほぼほぼおんなじですにゃ。
フライパンの柄をクリックすると、見えないおいすにすわったことになって……
フライパンの柄にセットされた『右手ようポジション』に右手がいって、フリフリアニメーションがはじまりますにゃ。
こんかいプラスしたのは、アイテムタイマーをりようした『自動フリフリ終了・あーんど・チャーハンよそりシステム』ならびに『とちゅうでぬけたらチャーハンできないシステム』ですにゃ!」
「ふおおお!」
まえのだんかいから、一歩どころかいっきに三歩ぐらいすすんじゃってるかんじ!
チビはもう、まえのめりです!
けれどマリーさんは、『おねえちゃんのよゆう』でわらってみせます。
「じつはこれは、けっこうかんたんなのですにゃ。
まず、フライパンのえをにぎったときに、Bool『Nabefuri』がオンになるタイミングに、『なべふり開始したよ!』のあいず、Signal『Furi_Start』をついかしますにゃ。
つぎに、『Item Timer』をついかして、『Furi_Start』でかいし。
いためアニメーションが二部ともおわってから、ちょっとよゆうをもたせた『9びょうめ』にSignal『yosoru-』というあいずをだしますにゃ。
そのつぎに、Item Logicをひとつ。
Signal『yosoru-』がきたら、『Nabefuri』がオンになってるかをチェックですにゃ。
なってなかったら、つまりそこまでのあいだにフリフリをやめちゃってたら、そこでジエンド。チャーハンはでてこないですにゃ。
けれどなっていたら、Signal『yosoru』がでてきますにゃ!
このあいずがでると、ふたつの現象がおきますにゃ。
ひとつめは、今乗っている『みえないおいす』から、じどうでおろされますにゃ。
これは、次に追加されてる『Get Off Item Gimmic』のはたらきですにゃ。
いまひとつは、チャーハンがおさらにもりつけられますにゃ!
ほんとならおたまでポンッとけいきよくやるとこにゃけど、こんかいおたまはつかわず、魔法でポンですにゃ。
ぐたいてきには、『yosoru』をみて、チャーハンのできあがりモデルが表示おんになりますにゃ!」
「おー!!」
やっとできあがりチャーハンにたどりついたからか、マリーさんは、すっごくうれしそう。
するとチビもうれしくなって、ぱちぱち、はくしゅしちゃいます。
「ただ、これだとまだ、チャーハンははこべないし、たべれないし、いくつもつくることができませんにゃ。
なので、チャーハンに、『もちはこび系』ギミックを付けて、ぷれはぶにして……
ほんで、この位置に召喚するようにすれば、完成ですにゃ!」
マリーさんがじつえんしてくれたけっかに、チビはとてもおどろきました。
「えっえっ?! どうしてチビ、カウンターにチャーハンおだしできてるの?
それも、ちゃんとおぼんにのっけて、おさじもつけて!」
「にゅふふ~。
まず、カウンターまえにいるりゆうはですにゃ、『おいすからおりて出てくるいちを、カウンターのとこにした』のですにゃ~!
さらにタイミングをあわせて、チャーハンセットをしょうかんしましたのにゃ!」
「それに、もちあげるとちゃんとむき自由にうごかせて、ちゃんとおっこちるよ!
しょうかんしたものなのに!」
そう、チビがひそかにこまっていたのが、これです。
天空島カフェでも、ワールドにもとからおいてたおかしは、ちゃんとすいへいにできて、じゆうにむきもうごかせるけど……
しょうかんしてきたおかしは、自由にむきをかえることか、水平キープのどっちかを、あきらめなくちゃなりませんでした。
というのも、しょうかんのために『プレハブ化』してしまうと……
プレハブのなかに『じめん』はないから、じめんをきじゅんにコンストレイントを設定することができなくなってしまい……
どうしてもそのへん、あきらめないといけなかったのです。
「おー。それはですにゃ。
しょうかんするチャーハンセットを、うらてにこっそりおいといてるからですにゃ!
いまのCCKでは、シーンにおいてあるオブジェクトも召喚対象にできますからにゃあ。
『カメラめりこみぼうし用』の、ぶあついかくし壁のむこうにおいとけば、アタリ判定のワクがでバレることもありませんにゃ。
ポイントは、コンストレイントの基準にするものを、チャーハンセットとおんなじむきのキューブにしたことですにゃ。
さいしょはじめんにしてたんにゃけど、しょうかんしたときなんっかむきがおかしくなったので、こうしましたのにゃ。
せっかくなんで、うえにのっけておけばかんぺきですにゃ~!」
「わーい!
ありがとマリーさん、これで、カフェのおかしとか、もっといいかんじにできるー!」
いいこのチビは、Create Item Gimmicをつかうとき、おすすめどおりに、プレハブ化したおかしやおりょうりを、よびだすことにしていたのですけど……
コンストレイントがあるときは、こうしたほうが、やっぱりいいみたい。
つぎのアップデートから、そうしてこう!
チビはわくわくと、けついをかためます。
「おやくにたてて、なによりですにゃ!
それじゃ、はいどうぞですにゃ。
ひととおりまとめておきましたにゃ。ワールドにいれて、調整しちゃってくださいにゃ」
マリーさんはてぎわよくも、もうインポート用のユニティパッケージまでつくってくれていました。
うれしいことに、ちゅうぼうのものもひととおり、つけてくれてます!
ありがたくセッティングをおえたチビは、さっそくギミックを動かしてみます。
うん、うまくできたみたい!
さっそく、VIPルームのメニューも、裏手にこっそりおいたものを、よびだすかたちにかえてみます。
でも……
なんとなく、うまくいきません。
もちはこんでるうちに、くるっとむきが変わっちゃったりします。
こっちはやっぱり、地面をきじゅんにしたほうがうまくいくみたい。
それと、回転をしたあと『やっぱこれ、やりなおそう!』とおもって Ctrl+Zをおすと、うまくもどらない現象は、やっぱりまた、でてきました。
こうなっちゃうと、なおすほうが逆に、むずかしいので……
プレハブ化しておいたお料理をあらためてシーンにおいて、なんどかやりなおししたり、しました。
そのくろうのかいあって……
ちゃんとかべのタッチパネルで、ちゅうもんできるようになったし……
カジノの中のキッチンコーナーでも、しゃしんタップでチャーハンをちゅうもんしたり、フライパンクリックで、つくったりできるようになりました!
さて、あと残るチャレンジは、切りかえ可能・まわるプラネタリウムです。
今日はもう、だいぶがんばったので、あしたやってみることにしましょう!
次回は『チビ猫、追加の星空をゆったりまわす』7/21投稿予定です!
同日ワールドアップデート予定です。
どうぞ、お楽しみに!