インターミッション:チビ猫、ことしのお願いごとをきめる
この章では、七月のアップデート
『たなばた』
『追憶の回廊12』
『海の日』
についてまとめる予定です。
あいまあいまをぬって、調理ギミックなどもつくってゆく予定です^^
めざすは、八月夏祭りの縁日と、夏じゅうの立ち飲みやさん開店です!
こよみはもう七月。
ねこたちも七夕のおいわいを、今からたのしみにしています。
チビのおかあさんもいっしょの、お茶きゅうけいの席で……
わだいは、『ことしのおねがい、なんにする?』になりました。
「ワガハイは、このプロジェクトの無事成就かにゃ。
みんな元気で、やばいトラブルもなく、スムーズにすすむこと。
それがいちばん、願いたいことにゃ」
ミーコさんがいうと、マリーさんがにこにこつっこみます。
「ミーコは『ヒロさんとぶじケッコンできますように』じゃなくっていいのかにゃ?」
「そこはだいじょうぶにゃ。
それはワガハイと、ヒロさんの努力でかなえられるものだからにゃ。
お星さまにお願いする必要は、ないものにゃ」
「ぎゃふんにゃ!!」
ミーコさんの愛と自信に満ちた答えに、マリーさんは『げきちん』。
つくえにつっぷしちゃうすがたに、テーブルは笑いにつつまれます。
ひにゃさんがにゃははとマリーさんをつっついて、ぱたぱた、自分のおかおをあおぎます。
「やられたにゃ~マリー。
いや~、あっついあっついにゃ~」
「そういうひにゃはなにを願うんにゃ」
ちょっぴりジト目でミーコさんが問いかけると、ひにゃさんはこういいます。
「『これからもこうして、シアワセなねこライフをまんきつできますように』かにゃ~。
マリーは『ことしもいっぱいおいしいものと出会えますように』というのは確定として (ここでふたたびマリーさんは『ぎゃふんにゃ!』とつっぷしました)、ママ上とチビちゃんは、何をお願いしたいのですにゃ?」
すると、チビとおかあさんは、かおをみあわせて……
「わたしは、みんなが元気でいれますように、ね。
どんなおねがいごとも、元気があってこそのこと、ですもの」
「チビも!
チビも、みんなげんきで、わらってられますように、っておねがいしたい!
だってそれだとチビも、うれしいもの!」
そのことばに、マリーさんはぱっとみをおこします。
そして、キラキラのえがおのふたりをみて、おめめうるうるでたちあがります!
「ママ上殿!! チビどの~!!
このマリー、こころからかんげきですにゃあ!
かくなるうえはマリーも! マリーもみんなの元気をねがいますにゃあ!
みんながげんきで、ごはんをおいしくたべれますようにって!
そうすればマリーもごはんがおいしいですにゃあ!!」
「「いやほんっっっっとブレないにゃマリー!!」」
ミーコさんとひにゃさんがどうじにつっこみをいれます。
するとマリーさんはいつものとおり「それほどでも~」と照れてみせて、ひにゃさんが「んっじゃーひにゃも『みんなの元気とたのしいねこライフ』にするかにゃー!」とのっかれば、お茶の間はまたまた、明るい笑いにつつまれるのでした。
次回は『チビ猫、プラネタリウム・ルームをつくる
』7/5投稿予定です!
どうぞ、お楽しみに!




