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日向、虹のスロープでリベンジする

 にじのスロープで、タワーのうえから海にどぼーん!

 このアイデア、去年はけっきょくあきらめてしまいました。

 層状・曲面・半透明・分厚いとそろったモデルを、きれいに作ることができなかったのです。


 当時の日向の知識と技術では、ループカットをヨコに七つ入れ、それぞれ七色に着色した平面を、『配列』でふやし、『カーブ』で弧状に並べるのが最良の方法で。

 そしてそれをやると、ユニティにいれたさいに、放射状の線がうっすら入ってしまい。

 厚みをつけるとそれは、さらに目立つものになり……

『アカン! 違う! これじゃねえ!』という仕上がりになってしまったために、スロープとして乗っかれる形にすることを、あきらめてしまったのです。


 今回はそのリベンジをすることにしました。

 幸い今の日向は、シェーダーを使えるようになりました。

 層状に色をつけるためにと、めっちゃ細分化したやつらを力業でいっこずつ彩色する、という地獄の行軍をしなくっても、いけるはずです!


 といっても、ファーストトライは失敗しました。

 まず、もとの虹のカーブを立体にして、そこにシェーダーで着色しようとしたら、どうやってもいい塩梅になりません。

 そもそも微妙に対称じゃない(爆) し、さらになんかびっみょーに変形してるし……。

 だめだこれは。

 というわけで、にじの『カタチ』をあきらめました。


 平面に同心円状に着色する方法なら、あります。

 そのため、それをつかってまず、円に層状の着色をして……

 テクスチャベイクで画像を得、それを適用。

 そうして色を固定してしまった後、形状加工。

 という流れで、虹モデルをつくろう、と考えたのです。


 そちらはうれしいことに、うまくいきました。

 思い描いた通りの、滑らかな虹です。

 さっそく虹のはじのいっぽうを、天空の泉にいれこみます。

 のっかるとつるーんつるんと滑るようにしようか、それともジャンプとかでも登れるようにしようか。

 考えたのですが、後者を取りました。

 だってそうやってあちこちのぼるの超絶だいすきなんだもん(私情全開)。


 それに滑るようにするって、けっこうむずかしいかんじなのです。

 キャラクターコントローラーをスクリプトでいじらんといかんとかどうせえと。

 それか……

 見えない『座るよう床』をつくり、座った瞬間アニメーションで摩擦を下げ、その後特定高度以下となったことを検出したら、強制でキャラクターを下ろし『座るよう床』はリスポーン、という流れでいくべきか。


 だがこれ、スロープの形状的に途中でスポーンとコースアウトしそう。

 そこまで作るとなると、『すわってつるーん』の実装は、別の機会に回すべきでしょう。

 今回はまだ、まえにあきらめたもうひとつ、あじさい――というか、あじさいスイーツもつくってみたいので。


 とはいえ左右のさくはいい加減いりそうです。


 まあいやなんかもっとマシなんあるよな? っていろいろしらべてたら100倍くらい簡単な方法見つけてぶっとびましたがね(爆)



参考記事


平面に同心円状に着色する方法

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12260123307

(この回答を見つけたときに、ありがとうを100連打したいくらいの感謝で拝みました……!!)


次回は『チビ猫、のっかれる虹のスロープをつくる』6/5投稿予定です!

どうぞ、お楽しみに!

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