チビ猫、ひしもちをつくってみる
「よっしゃ。マリーさんがご紹介するのは、こちら様にゃ」
マリーさんがちゃちゃっとリンクをクリックしてみせてくれたのは、ユーチューブのどうが。
ささらBchさんの
【色をつける】 ( ひし餅編・初心者向け ) Blender T02-032
https://www.youtube.com/watch?v=ib1zLJuAR2c
でした。
「マリーさんもみてみたけどにゃ、めっちゃわかりやすかったのにゃ。
いちお、Boothで『練習用の無色のひしもち』も配布くださってるけど、チビどのならば、動画みながらぱぱっとつくれるかもにゃ?」
というわけでまずは、はじめのほうだけ、みてみます。
「うん、……うん。
だいじょぶ! やれそう!」
いつものキューブをぽんとだしたら、チビのからだよりもふたまわりくらい小さくしました。
くるっとななめにまわして、きゅっとよこにひっぱって、ひし形に。
わきっちょに『ループカット』をふたついれたら、あっというまにひしもちです!
でも、チビがぱぱっとできるのは、ここまで。
マテリアルをつくって、せっていして、わりあてて……というところは、まだやったことがありません。
でも、だいじょうぶでした。
ひとつひとつのそうさを、とばすことなく、ゆっくりわかりやすくおしえてくれるおかげで……
チビもすぐに、やりかたをつかむことができました。
「よーし、やってみる!」とあかるいこえでせんげんして、作業かいしです!
まっしろなひしもちに、いろをつけるには……
ユニティでやってたのとおなじように、マテリアルをくっつけて、そのせっていをかえます。
まずは、マテリアルをいじれるよう、みれるようにじゅんびです。
縦メニューの赤い〇(下のほうの)をおして、右のプロパティエリアをマテリアルプロパティにチェンジ。
つづいて、上の四つ並んだまるの、右から二番目を押して、3Dビューのシェーディングをマテリアルプレビューにします。
これでじゅんびはかんりょう。
つぎに、マテリアルをあたらしくつくります。
みぎうえのほうの『+』マークをおしていくと、まるがあたまについた行が、ふえていきます。
これが『マテリアルスロット』。
マテリアルをとっておくところです。
とりあえず、まだなんにもせっていはされてないので、一番上のをぽちり。
あたらしく設定をするので、下の『新規』をぽちり。
すると、そのまんまなまえが入れれるみたいなので、とりあえず『ぴんく』となまえをつけちゃいます。
そうして、そのすぐしたにふえてたタブの二番目、『サーフェス』のなかにある『ベースカラー』をぽちっとして、いろかえをやってみます。
はなびらがあわいピンクなので、ひしもちはこいめのピンクにしましょう。
ここでせっていをすると、ひしもちの全体がピンクになりました。
いちばんめのいろせっていは、なんかどうやってもそのいろになるみたい。
なので、さくさくとつぎにいきます。
マテリアルスロット『ぴんく』をせっていしたのとおんなじようにして、にばんめに『しろ』、さんばんめに『みどり』のなまえと色を設定しちゃいます。
そうしたら、編集モード、面選択にして……
ひしもちのおなかのところの四面をえらんでマテリアルスロット『しろ』をぽちり。すぐしたにある『わりあて』をぽちりで、まんなかのだんをしろくします。
いちはんしたの四面もおなじく、めんをえらんで……
マテリアルスロット『みどり』をぽちり。すぐしたにある『わりあて』をぽちりでみどりにします。
つづいて、ひしもちをのっける四角いお皿も、動画でやってたとおりに、つくります。
ひしもちをちょっともちあげて、そのしたに『平面』をついかして……
『面を押し出し』で、みどりのだんが半分うもれるくらいに、あつみをつけます。
そうしておいて、いちばんうえの面をさくじょすると、うすいかみでできたような、ふかみのあるお皿ができました。
これに、モディファイア『ソリッド化』をつけて、あつみをつけます。
いいかんじにしたら、『ソリッド化』のみぎのチェックマークをぽちり、でてきたプルダウンメニューから『適用』をぽちり。
これで、おさら全体が実体化。
各ぶぶん、べつべつにいろをつけることができるようになりました。
そうして、さっきとおなじように、こんどは『くろ』を設定。
『粗さ』のすうじをへらして、つやつやにしました。
ここでチビは、ちょっとアレンジをします。
おさらのふちに、動画では朱色をつけていましたが、チビはあえて、べつのいろを。
それも、おもいきってゴールドをつけてみることにしたのです!
マテリアルスロット『きんいろ』をつくって、ベースカラーはあかるいきいろに。
したのほうの『メタリック』のすうじをふやしたら、つやつやとした『金属光沢』がでて、みごとにきんいろができました!
ぽちぽちとおさらのふちの面を指定して『割り当て』をおせば、ゴージャスな『きんぶちのうるしのいれもの (みたいなの)』ができあがります。
「にゃあ?! チビどの?
メタリックで、きんいろつくるって……」
「そんなのどこでおぼえてきたのにゃ?!」
これには、ミーコさんもマリーさんも、ビックリです。
チビがえへへとわらって、いうには……
「あのね、まえにね、ヒロさんがよんでたご本に、ちらっとかいてあったの。
たしかね、きんいろは、きいろに『きんぞくこうたく』がついたやつなんだって!」
「チビどのは本当に『はくしき』なんだにゃあ……
もちろん、もとはヒロさんにゃけど」
「ヒロさんは『本の虫』だからにゃあ。
というか、としょかんから借りてくる本のラインナップはぶっちゃけカオスだにゃ」
「にゅう。やはり底知れぬお人なのだにゃあ……。」
マリーさんが感にたえずにうなっていると、チビはもう、つぎをはじめています。
ひしもちと、おさらのあいだに、もういちまい『平面』をついか。
『面を差し込み』を二回やって、うちがわにしかくをふたつつくります。
そうして、またマテリアルスロットを設定。こんどは赤と白です。
まず、白をせっていして全体を白に。
つづいて、まんなかのしかくにあたるところをぽちぽちと選択して、赤をわりあて。
すると、赤いラインが四角くひかれた紙が、できました。
「なるほど、にゃんでおさらのふちを赤にしないのかと思ったら、これがやりたかったのにゃ」
「うん!」
ぜんたいがいちおうできたところで、調整です。
スケールをいじって、おおきさを調整したり……
ワイヤーフレーム表示にして、かみやひしもちが、ういてないようにします。
全部できたら、しっかり保存して、ブレンダーをとじて、ユニティをあけます。
フォルダのなかのブレンダーファイルアイコンを、いつもの『チビフォルダ』に、きゅっとドラッグアンドドロップ。
すると、みごとにユニティにいれられました!
ほっとしながらもまずは、おくじょうにもってきます。
そして、『ひなあられ』セットの、オンオフ用ボックスにします。
(ここまではかりに『ゆきセット』とおんなじ、ゆきもようのボックスがついてたので、それとさしかえました)
こっちはどんっと、おおきくして、クリックしやすいようにしました。
もちろん、一階のテーブルにも、おきます。
こっちは、もとのままのサイズがいい感じ。
春らしく、ライトのいろもあたたかくしたら、とってもいいかんじになったのでした。
次回はちょっと変則的な投稿になります。
3/3『ひなまつり』アップデートと同日に二部分投稿いたしますが
『日向、時ならぬ日向の原因をやっと突き止める』
『チビ猫、シースルーになったタワー二階から新春の絶景をたのしむ』
これまでとは逆に、エッセイ部分から先の投稿となります。
どうぞ、お楽しみに!