チビ猫、夢の飛行ユニットを導入してみる
チビはふつうのこねこなので、おそらをとぶことは、できません。
でも、ときどき、ゆめをみます。
せなかにきらきらのはねがはえて、あおいおそらをひらひらと、じゆうきままにとびまわる、とてもとても、たのしいゆめを。
いつか、ワールドでそれを、やってみたいな。と、おもっていたのですが……
ツリータワーのときは、そらからハンモック島にとびこんでほしくなかったし。
ひるねこおんせんは、とびまわるにはちいさなワールドだったし。
そんなこんなでずっと、のびのびになっていました。
でも、さきのアップデートで……
地下ラウンジのしつらえが、ほぼほぼ、めざすかたちになりました。
今回のアップデートで、天空島も、『さいしゅうけいたい』にしんかします。
ようやく、チビのゆめをかたちにするチャンスが、やってきたのです!
おかりしたいアセットは、ずいぶんまえからきまっていました。
いつもおせわになっている『ObjectSkyboxShader』の作者さん、『ほびわん』さんがおつくりになった『FlightSystem_v1.5』です!
やわらかなブルーの、ようせいさんみたいなひかりのはねは、とってもきれい。
はじめてみつけたときから、これっきゃない! とこころにきめていたのです。
画面のまえでおがみながら、アセットをダウンロード。
おてほんとしてついているシーンをみならって、マニュアルとシステムと、ひかりのはねをおいていきます。
そうしたらいざ、れっつ・ふらいと!
「これ……とんでる?!」
「とんでるにゃ!」
「とんでるにゃあ!!」
とびながらのしゃしんさつえいは、ちょっとむずかしくって……
さいしょはうっかり、右手でそうじゅうかんをもってたから、写真をとろうとしたしゅんかんおっこっちゃった、なんてこともあったけれど……
それでも、ちゃんととべてます!
これまでは、ユニティエディターでとってたこんなしゃしんを、ワールドでとることもできて、かんむりょうです!!
「すごい……すごい。
チビ、とんだ。
チビ、おそら、とべたー!!」
うれしくてうれしくて、ぐるぐる、ぐるぐる、とびまわります!
しばしそうして『ゆめのフライトたいけん』をまんきつしたら、チビはつぎにとりかかります
(というか本来『天空島にフライトシステムをおいて、それを、ラウンジにもおく』流れなのです。
ラウンジのほうが、小さいしかんたんだから、さきにやっちゃいましたけど……)。
天空島に、セットずみのフライトシステムぐんを、まるっとコピペでもってきました。
うん、これでよし!
やすむまもなく、おつぎはつゆじたくです。
天空島とラウンジは、あまぐもよりうえにういてたり、そもそも『ふしぎくうかん』だったりして、雨がふらないせっていです。
だからこのふたつは、これでもうOK。
カジノとVIPルームで、あとのしたくをします。
にゃたまちゃんたちは、さくらんぼにゃんにこうたい。
ふじはおしまいなので、ありがとう、としまいます。
そらをにじのつゆぞらに。しげみを、あじさいのしげみにかえて……
カジノのまえにわでは、きらきらてんきあめがふるようにします。
もちろん、VIPルームのウェルカムローズに、そらのような青色をついかするのも、わすれません。
だけど、まだまだなんか、ものたりません。
ふと思いだしたのは、去年あきらめてしまった、ふたつのチャレンジ。
『にじのスロープに乗っかって、ひょーんばしゃーんって、したいなあ』
『あじさいも、なにかのかたちで、ちゃんとつくりたいなあ』
日にちを確認すると、もうすこし、よゆうがあります。
やってみよう。やってみたい!
ミーコさんは、チビが口に出す前に気づいたみたいで、こうたずねます。
「総合的にみて、どのじゅんばんでやるのがいいって思ってるにゃ?」
「まずは、にじ!
にじは、改良ですぐ、できるとおもうの。
シェーダーつかえるようになったから、まえよりずっと、らくにきれいにできるはずだから!」
ミーコさんをはじめとした、おねえちゃんたちはうんうん、ときいてくれています。
よし、だいじょぶそう! チビはちっちゃくガッツポーズをして、さきをつづけます。
「次が、あじさい。
やぶがもうあるから、あじさいスイーツがいいとおもうの。
デザインからきめるから、じかんもかかるから、次にするの。
もしもまにあわなくってできなくっても、やぶのあじさいがもうあるから、そこまでざんねんなことにはならないし。……
ぎゃくににじは、いまやらなかったらもうチャンスなさそうだから、ゆうせんしてやる。
そのうちタワーのスペシャルアップデートでついか、てのもありかもだけど。
ぎゃくにここでうまくいったら、スペシャルアップデートで、なつのタワーにいれたいかも!」
「うみゅ、えくせれんとにゃ!」
ミーコさんはおおきくうなずいて、GOをだしてくれます。
「あじさいをスイーツでつくるなら、マリーにいくつかよさげなモデルをピックアップしといてもらうかにゃ?」
「うん! マリーさんのスイーツセンスなら、ぜったいいいのみつけてくれるから!」
「にゃふふ! おまかせあれですにゃ~!」
マリーさんはふかふかのむねをぽふっとたたきます。
「ひにゃはひきつづき、あいまをみて技術面のそうだんにのってあげてにゃ」
「ういにゃ!」
ひにゃさんもニッコリ、にくきゅうのおやゆび? をたててくれます。
「おしゃ!
ほんじゃワガハイは、お借りアセットまとめと、説明文の草稿をやっとくにゃ。
なんかあったら、どんどんいってくれにゃ」
「にゃっ!」
「よろしくおねがいしまーす!!」
チビチームはもうすっかり、やくわりぶんたんができてるみたい。
みんなでにくきゅうのおててをかかげて、気合いっぱつ!
チビはかわいく、『よろしくおねがいします』。
そうして、それぞれのしごとにとりかかるのでした。
次回は『日向、虹のスロープでリベンジする』6/3投稿予定です!
どうぞ、お楽しみに!