チビ猫、地下基地にインドアファーム&ラボを建設する(2)
おやつをたべて、ひとやすみ。
それからチビは、すごいいきおいでファームをつくりはじめました。
さいしょは、かべゆかいりぐちをざっくりと。
いりぐちのとこをつくったので、ながれでロッカールームをつくり……
ちかきちエントランスとのせつぞくも、つくっちゃいます。
もちろん、セットになっていたアニメーションをつかって、ファームへのドアが自動で開くようにもしました。
ついでコンベアや、きかいのうでや、芽とか苗をそだてるポットをつくります。
おかりしていたアセットを、パーツとしてうまく、くみあわせます。
(芽や苗は、にんじんがたねからおりょうりになるまでを、すべてセットにしたアセットに出会ったので、そちらにおせわになります。)
でも、ここまでつくったところで、ふと気づきます。
「うーん、なんかおもい……かも……?」
どうも原因は、いまつくった栽培ラインみたい。
ラインの数や、ながさを、へらしたり……
間にかべを立てて、オクルージョンカリングをつかってみても。
ゲームモードに入ると、一歩もうごけなくなっちゃうレベルです!
「これもう、べつのワールドにするしかないのかな……でもべつにしたら、おやさいはこべなくなっちゃう……そうだ!」
そこで、チビはかんがえつきました。
「おへやにはいったときだけ、でてくるようにしてみよう!」
おへや全部+ちょっとをかこうように、おおきなとうめいなキューブを置いて……
キューブについてたボックスコライダーは『トリガーにする』にチェックをいれて。
コンポーネント『OnCollideTrigger』をふたつつけます。
ひとつは『Entry』、Thisを対象に、Bool型メッセージ『みえる』をオンにするもの。
もうひとつは『Exit』、おなじくThisを対象に、Bool型メッセージ『みえる』をオフにするもの。
これは、このキューブでかこわれたエリアにはいったら『みえる』がオン。でたらオフになるというしくみです。
つづいて、さいばいライン全部をひとつのゲームオブジェクトの子にして……
その、ゲームオブジェクトに、『Set Game Object Active』をつけます。
そして、対象をアイテムにして、すぐそばにでてきたまどに、さっきつくったキューブをドラッグアンドドロップ。
キーは『みえる』を指定します。
これで、さいばいのおへやにはいったとき『だけ』、さいばいラインが『ある』じょうたいにできて、もんどうむようで、かるくなるはずです!
いのるきもちでゲームモードをオン。
けっかは、だいぶいいかんじ。
でも、やっぱりおへやの中にくると、けっこうまだまだ、おもさをかんじます。
こうなったら、さいごのしゅだん!
おくのほうのケースのなかは、ほぼほぼみえないので……
てまえを重点的に、にんじんをいれます。
これなら、そんなにおもくありません。
ほっとしながら、今回さいごのしあげにはいります。
さいばいのおへやをぬけたとこに、ちいさなラボをつくるのです。
そして、さっきとおなじようにして、ラボにはいったときだけ、なかのしつらえがみえるようにしました。
これでよし!
あらためて、オクルージョンカリングのせっていをみなおし、ベイクをしなおします。
ポイントの青いバラも、ちゃんとおきました。
ほんとうは、あたらしくつくったバラをおけたら、よかったのですけど……
ここは、いずれおきかえることにしましょう。
ほんとのことをいうと、今回かなり『だきょう』していたりします。
おはなしのなかの植物工場では、もーっとひろいおへやに、もっともーっといっぱい、さいばいプラントがならんでるのです。
つくられてるのも、にんじんだけじゃなく、ほうれんそうや、なす、いちご、そのほかいろいろ、あるのです。
さらには、ちゃんとうごくようにもしたかったので……
「だいじょぶにゃ。まだ、ここからにゃ。
チビちゃんはこねこなんだから、まだまだいっくらでも、いいものをつくれるようになるにゃ。
ひにゃさん的には、今の時点でもう『ステキさいこうサインくださいっ!!』レベルに感激だけどにゃ」
「ひにゃさん……!」
でも、ちょっぴりおちこんでると、ひにゃさんがやさしくはげましてくれて……
すなおにじーんとしてしまう、チビなのでした。
次回は『日向、地下基地にインドアファーム&ラボを建設する』5/31投稿予定です!
どうぞ、お楽しみに!