チビ猫、そらからひなあられをふらせる
この章では、三月アップデートぶん(……の、ほとんど)についてまとめます。
『ひなまつり』
『ホワイトお菓子祭り』
『春分』
この三本立ての予定です。
ことしのイースターは3/31。そのため三月末日に『卒おめ&イースター』も予定していますが、これは四月のほうでまとめます。
『ねこの日』アップデートをぶじにおえた、そのつぎのひ。
チビはもう、つぎのじゅんびをスタートです。
ミーコさんとマリーさんにむけ、おひげとしっぽをぴんっとさせて、こうききます。
「おねえちゃん、マリーさん!
もしも、おそらからゆきじゃなくて、ひなあられがぽんぽんってふってきたら、たのしいとおもう?」
「ぜったいたのしいにゃ!」
ふたりも、おひげとしっぽをぴんっとさせて、こえをそろえます。
このあたりは、ねこならではというべきか。
どうにもこうにも、うごくものには、みりょくをかんじてしまうのです。
「だよね!
よーし、それじゃあ、やってみる!」
そうときまれば、さっそくさぎょう、かいしです!
まずはタワーのうえにしつらえた、『ゆきセット』をコピペでふやします。
そして、あたらしいほうのなまえを『ひなあられセット』とかえました。
『おなじへんすうでオンオフをやるギミックがいくつもあると、おたがいにえいきょうしあって、まともにうごかなくなることがあるにゃ』
と、マリーさんからおそわっていたので……
まっさきに、ギミックのとこにある『Snow』を『Hina』にばばっとかえました。
これで、テストのときもあせらずにすみます。
もちろん『ゆき』のところもぱぱっと『ひなあられ』にチェンジです。
そうしたら、パーティクルのせっていをかえていきます。
『開始時のサイズ』は、みぎがわのさんかくをおして『2つの値間でランダム』に。
ふたつにふえた、すうじをいれるまどに『1』と『0.5』をいれます。
これで、おっきいひなあられと、ちっちゃいひなあられが、ふってくるようになりました。
色もかわいくしちゃいましょう。
『開始時の色』を、『ふたつの色からランダム』にせっていして、かわいいピンクと、あかるいみどりをセット。
ふりだしたそのあとは、色をかえなくていいので、『生存時の色』のチェックは、はずしてしまいます。
ふってくるはやさは、ゆきよりはやめにしたいので、『重力モディファイア』の値をちょっとふやします。
0.3くらいでいいかな? このへんはやりながら、ちょうせいです。
そうそう、どうせなら、でてくるかずもふやしましょう。
『放出』のところへいって、『時間ごとの率』をどんと、12にしてみます。
このじてんで、がめんのなかの島はぐっと、にぎやかになってました。
でも、まだまだなんか、ものたりません。
そうだとおもいついたチビは、『衝突』のところにいって、『減衰率』をゼロにして、『バウンス』のすうじをふやしてみます。
するとひなあられは、じめんやえだにあたったとき、ぽんぽんとはねるようになりました。
「おお! なんだこりゃたのしいにゃ!」
「にゃあ! たべてみたいのにゃ!」
ミーコさんのテンションが、ふたつぐらいあがっちゃいます。
くいしんぼのマリーさんも、おやつのにぼしのふくろをおいて、まえのめりです。
ゆきとちがって、めりこまないでいいので『半径スケール』はさいていに。
(0をいれると、0.0001に、じどうでなります)
すりぬけないで、はねてほしいから、『衝突品質』は『高』、『衝突品質』は『Everything』なのをかくにんします。
さて、ここまできたら、できたといってもいいものですが……
こだわりついでに、あとひとしごと。
パーティクルのかたち、そのものを、かえてみます。
ひなあられのかたちは、ちょっとはなびらのかたちににてるから、つかわせてもらっちゃいましょう。
『ふってくるはなびら』のマテリアルをコピーしてきて、『ひなあられ』となまえをつけさせてもらって……
『』『ひなあられパーティクル』にきゅっと、ドラッグアンドドロップ!
パーティクルせっていのしたにある、マテリアルせっていのところで、シェーダーを『Particles/Standard Unlit』に。
ひだりしたのさんかくをおして、レンダリングモードを『CutOut』に。
するとひなあられは、きれいなはなびらがた、かわいいピンクとみどりになりました。
そうそう、ひなあられONOFFのスイッチ、これも、かえとかないと!
なにがいいかなとかんがえて、『おさらにのっけたひしもち』をモデリングでつくってみることにしました。
一階のテーブルにもおだししたいし、ちょうどいいでしょう。
「もちろん、ごしょうかいできるにゃあ?
チヒどのは、ブレンダーのほうでまだ、いろつけとかをやったことがなかったにゃ。
そこのとこを、ジャストミートでおしえてくださる神動画があるのにゃあ!」
マリーさんとしせんがあうと、ニッコリわらって、こういってくれました。
「ほんとー! ありがとマリーさん! みてみるみてみるー!!」
「みるのはいいけど、チビよ。
さぎょうをするのは、あしたからにゃ?
きょうはもう、ずいぶんさぎょうをしているからにゃ。
どーうしても手がうごいてしまうようなら、いさぎよくどうがはあしたみるにゃ」
と、ミーコさんがナイスタイミングでくぎをさしました。
チビをずっとみてきたミーコさんには、チビはどうがをみたらすぐ、やりたくなっちゃうとわかっているのです。
そうしたらきっと、でんちぎれでぱたっと、ひっくりかえっちゃうでしょう。
そこのところはチビも、よくわかっているので、すなおにいいこのへんじをします。
「う……はーい。
ごめんねマリーさん。きょうはもうおやすみにするから、あした、どうが、ごしょうかいして?」
「いいのにゃいいのにゃ、どうがはにげないにゃ。
よーしそーときまったらおやつおやつにゃー!」
ねこようのひなあられは、もうおやつのたなにありましたけど……
それは、ひなまつりまで、がまんです。
きょうはいっしょに、ねこようの『しょっぱくないにぼし』を、みんなでぽりぽりかじって、のんびりとおやつタイムをたのしむのでした。
次回は『日向、雪が降らなくなってあわてる』2/29投稿予定です!
どうぞ、お楽しみに!