チビ猫、カジノにもかざりつけと修正を忘れない
投稿したつもりができていなかったようです、すみません!
とりいそぎ!
おんせんと天空島の準備を終えて、ほっとしたのもつかのま。
このすぐあと、VIPルームに、問題がみつかりました。
マスタールームにとんできても、認証メッセージが表示されないことがある、というものです。
『24時間しないうち移動で帰って、また来ちゃったから、それで『利用継続中』ってなっちゃったのかもにゃ~』
そんなにひんぱんに来てくれるなんて、とってもうれしいことですけれど……
それでもこれは、別カウントされるべきです。
チビはさっそく、リカバリーシステムをつくりました。
といってもそれは、シンプルなもので……
ここをおすと、もういちど認証をやり直して……
ご利用回数も、プラス1してくれるのです。
「チビどのらしいにゃあ……」
マリーさんはしみじみとつぶやきます。
「にゃあチビ? これもし連打されたら、どうするのにゃ?
そりゃあ、ねこにそういうずるっこは、いにゃいけど……」
ミーコさんのしんぱいにかえってきたのは、こんなことばです。
「だいじょうぶ!
つぎくらいにね、『ご利用回数が記憶より多いよ』ってときに、へらせるしくみつくるから!」
「あーいや、そっちじゃなくってにゃ……」
「ずるする子がいたら、ってことだよね。
……そっとしとく。
だって、もしひゃっかいとかふやしたって、チビそんなにいっぱい限定きのう、つくれないもの。
だからもし、そういうずるしても、ただその子が、つまんなくなっちゃうだけだから……
そうしたらきっと、じぶんで気がついて、反省してくれるとおもうから。
へらせるしくみ、いれといて、あとは、そっとしとく。
チビは、それでいいとおもうけど、どう、おねえちゃん?」
そのことばを『そしゃく』して、ミーコさんはひとつ、うなずきました。
「うむ……なるほどにゃ。
ちゃんとそこまで考えてるなら、ワガハイはそれでいいと思うにゃ。
もしずるをするやつがいたとして、すぐに勝手につまんなくなってどっかいってくれるなら、それはそれであとくされがないからにゃ。」
「……ミーコもミーコらしいにゃ」
なかなかに気の強いことばに、マリーさんはふたたびしみじみ。
「今後アップデートされる予定の『アクセサリー情報を取得できるAPI』と『限定公開商品』をうまく組み合わせれば、ガチの『本体ワールドからの課金入場』もおそらく実現できるからにゃ。
おそれるものはないにゃ」
ミーコさんはどどんとかまえてます。
けれど、チビはあまり、のりきじゃないみたい。
「うーん……でもね、おねえちゃん。
チビはまだ、そこまでしなくてもいいかもって、おもうの。
だって、まだまだそんなにワールドづくり、うまくないもの。
VIPルームのチップレンタルシステムは、これやったらおもしろいかな? ってので、つくってみただけだから……
それのせいで、カジノやVIPルームが『めんどくさいから、いいや』ってなっちゃうなら、やめちゃってもいいかなって、かんがえてるの」
すると、マリーさんがいってくれます。
「にゅーん。
マリーさんがおもうに、やめるまではしなくてもいいんじゃにゃいかにゃあ?
いまもフツーにくれば、見学モードで、ちょろっと見れるし。
ややこしいならそれこそ、うでをあげてから……
そのワールドの受付で『ワールド課金』して、マスター資格がとれるようにしたVIPルームを、あらためてつくったらいいんじにゃいかにゃ?
いまのにそれ入れると、入場回数修正があるから、めんどーなことになる予感がするにゃ。
入場キーを確実にかえしてもらうようにして、入場回数修正をなくした状態で、リリースするのがいいとおもうにゃ」
「あ、それ!
入場キーをかえしてもらうってかんじ、いいかも!」
チビは、まちあいスペースに、チェックアウトのでぐちをつくりました。
ここからでると、退出の間にとんで、マスターしかくもリセットになる、出口です。
24時間よりまえにかえるときは、ここからかえってね! ということを、ワールドの説明文にかいておきます。
ただ、まちあいをかべでかこんだことででまた、ライティングがかわっちゃったので……
かべのせっていや、つくりをなおして、ベイクをし直しました。
こんどは、チョコレートふうみのお色で、おいしそうにおとなっぽく、しあげます!
おさけのたなは、もっとひかるようにして、きれいに。
ステージのスポットライトも、これならめだちます。
VIPルームの『マスター限定きのう追加』は、二回目のご利用から、ゆきだるみゃんとぽんかんにゃんをいれかえられるようにしました。
地下ラウンジにも、ぴょんぴょんできるしくみをいれて、軽量化。
うっかり床下の水を消したままでした……
カジノワールドほんたいには、お花の木をふやせるしくみ、木に乗っかれるコライダーも追加です。
ちなみに、こちらも軽量化をしたのですが、その効果はかなりめざましくて……
チビのパソコンでも、かなりの速度で走れるようになりました!
そうしてじゅんびをすすめていると、そのばん、大ニュースがまいこみました。
じつはチビは、Clusterのお題イベント『大にゃんこ祭ふたたび』に、エントリーをしていたのです。
じきにラストアップデートをむかえる『ひるねこおんせん』の、記念として。
賞は『大賞』ひとつ、『とみね賞』ふたつ、『スワンマン賞』ふたつ。
そんなにかんたんにもらえるようなものでは、ありません。
だから、賞をいただけるなんて、ほんとうにまったく、おもっていなかったのです。
ただただ、せんぱい方の胸をかりるつもりでの、参加でした。
けれど。
まさかまさかの……
『とみね賞』をいただいてしまったのです!
発表のしゅんかん、チビはモニターの前で、ぴきっとかたまってしまって……
まるで、ちっちゃなふわふわの、ぬいぐるみみたいになってしまいました。
しばらくして、チビはぐぐぐぐぐっと、みんなをふりかえって、こういいました。
「ねえ、これ、ゆめ?」
ミーコさんにマリーさん、ヒロさんはいっぱいの笑顔で、くちぐちにつげました。
「現実だよ! おめでとうチビ!」
その日はもうだいぶ、じかんがおそかったのですが……
おなじく発表をみていたねこたちから、つぎつぎおいわいメールがまいこみました。
そうしてあっというまに、記念パーティーの計画がまとまって……
2/22、ねこの日の金曜の昼から、ねこたちはせいだいなパーティーをはじめたのでした。
次回は『チビ猫、うごくマイクとミニステージを設置する』3/1投稿予定&新章突入です!
どうぞ、お楽しみに!