日向、今回アプデを振り返る
所用で遅れました……!
今回『七夕アプデ』には(も)、いくつもの困難がありました。
1.笹づくり(というか、ふしかわをつけるの)
2.飾れるたなばたかざり
3.(支柱に絡まる)あさがお
って、ほぼ全部やんっΣ(゜□゜;)
うん、まあ、いつものこった。
とりあえず、軽く総括しておきましょう。
1.笹づくり(というか、ふしかわをつけるの)
大枠は、『Sapling Tree Gen』――サプリングツリーゲンのおかげでわりとさくさくと作り出すことができました。
問題は、ふしとかわの装着です。
ふしがなけりゃ竹でも笹でもないですし、かわがついてなきゃ笹じゃない。
そのため、外すことのできないポイントでした。
しかしこれが、難しかったのです。
かじりはじめたばかりのジオメトリーノードでがじがじかじりつきましたが、思った結果は出ず……
小枝を除いた部分を、枝の流れごとにばらばらに『分離』、それぞれに配列&カーブコンボで『それぞれの枝用ふしかわセット』を装着する、という方法をとることになりました。
(このとき、カーブの継ぎ足しをするとうまく装着できませんでした。カーブの始点の変更ができないためと思われます)
そのうえ――これは完全に自分のポカなのですが――ふしかわの形が違いました。
ふし、二つ並べとりました。なんでやねん!
そのため一度そのへんまるっとやり直してます。
時間がかかった一因はそこにもあります。
まあ、配列&カーブコンボでの位置合わせもミスってましたので、やり直しは必至でしたが……
もととなるふしかわセットの位置をずらすことで、装着時の上下位置をかえようとしましたが、これは悪手でした。枝の中心から、イヤンなかんじでずれるのです。
以下、そうしたくないならさぼり厳禁! なふしかわセット装着法をまとめときます。
1.ふしかわセットをつけたい枝カーブの始点 (一番下の制御点)に、カーブの原点を設定
2.1.のカーブに付けるためのふしかわセットをコピペでつくり、1のカーブの原点に移動(目分量ではなく、シフトSのパイメニューを駆使してばっちし合わせる)
3.2.のふしかわセットにモディファイア『配列』をつけ個数を3くらいに。次いで『カーブ』をつけ、1.のカーブを対象に指定。枝にちゃんとはまるよう、ふしかわセットのスケールを調整
4.ふしかわセットの上下位置とかの調整を、配列の倍率で行う←とくにこれゼッタイ
☆おかしげなら、適宜『全適用』
ほんとにこれはテキトー禁止です。
ブレンダー上の目視でだいじょぶかなー思っても、いざユニティのシーンにおいてみると、アップで見るに堪えない状態になりますので……
なお今回、笹のはっぱのカタチ、および葉脈についてはモデリングを合法的にサボりました。
笹と竹は葉脈が違いますが、これはそもそも肉眼で見えないレベルですし……
はっぱのカタチについては、『細長くしとくとそれっぽく見えちゃう』という先達のお言葉どおりにしてみたら、納得の出来だったからです。
これは笹だぞー! 現時点の日向的には!! と、なろうのかたすみで叫べる出来になったと、今はそう思っております。
2.飾れるたなばたかざり
向きは3Dモデルの時点からしっかり合わせましょう。
ぶっちゃけこれにつきました。
立てて使う短冊 (とか)は、Blenderの段階から立てておく。
これをきちんとしていれば、Rotation Constraintがうまくいかない〜と試行錯誤する時間は不要でした。
まあ、理解が深まった……とプラスにとらえましょう。
粗忽で素直さが足りなくて余計なことばっかする、ひとことでいったらアホなところ、なかなかなおりません。
まったくもって『タイパ、なにそれおいしいの?』な人生ですが……
ならばせめて、いつかだれかの学びのお役に立てば幸いと思って、記録を残していこうと思います。
あと、なんかもちあげるとびよーんとのびるとか、どうにも挙動がおかしい時には、『親』オブジェクトになんか原因があることがあります。
つまり、親子関係を解除したら正常化することもあります。
『空の親』とかについては、できるかぎりいじらないほうがいいようです。
なおたんざくがいつのまにかねこちゃんフックになっていたのは仕様です。
にくきゅうもついていたのは必然です。
われながらこいつはかなりほしいレベルです。
願いなど書かずに、にこにこ眺めているでしょうけれど……
3.支柱に絡まるあさがお@ジオメトリーノード
苦労した原因のほとんどは結局、参考にさせていただいた動画のとおりにやれてなかったことでした。
そもそも日向のBlenderレベルが低くて、よくわかっていなかったのですね(『アトリエシリーズ』でレベルが低いうちは難しい本が読めない、あんなかんじです^^;)
もう何度も何度も何っっっ度も見て、ようやくちょっとわかりました。
その結実が、たんざくの星カーブとなり、ひこぼしにゃんの星アーチとなり……
ギリギリ当日朝には、ようやっとあさがおをつくることもかないました。
花・はっぱセットをつくるのもまあ難しかったですが(いや結局時間たりなくって葉脈ガチにサボりましたすみません)、ジオメトリーノードにくらべたら四天王の最弱レベルでした。
なにがアレって、なんでダメなのか、てんっでさっぱりわからないのです。
とりあえずいろいろしらべてためして、あ、やっと出たー! とか、そんなかんじでした。
これはいずれ、解説したいです。
マジでしたいです。
次回が水しぶきと水中カフェを一週間でとかいう状況じゃなかったらすぐしたい!
だいじょうぶ、日向レベルでわかるなら、全国の初心者さんにもきっとわかるはずです!
なおやっちゃいけないっぽいのが、ジオメトリーノードつけたカーブに直マテリアルをつけること。
Set Materialノードサボッてこれやったら、ブレンダー落ちました。
最近乗り換えたわが愛機はCore i5(事務用レベル)です。たぶんそのせいもあると思います。
あと、ジオメトリーをモディファイア適用すると、当然のことながらファイルサイズがでかくなるのですが……
これを避けたくて適用前のをユニティに投入すると、ジオメトリーノードにかかわるものたちのマテリアルが、真っ白になるのです。
設定したマテリアル自体はちゃんと内蔵されているのですが、インポート設定とか割り当て直しとか、なーにやっても真っ白のまま。
いつものように、直にマテリアルをドラッグアンドドロップしたら、全体がその一色になってしまいます。
たんざくとひこぼしにゃんの星のときはまーまーほしだけだしいーやで星マテリアルをつけたのですが、朝顔はそうはいかなかったです。
FBXファイルとしてエクスポートインポートしてみても、結果は同じ。
けっきょくもう時間もないし『バラのない場所に植えようそれなら過度にワールド重くならないはず』と、モディファイア適用(カーブのままではだめだが、メッシュ変換すると同時に適用される)のうえ天空カフェに植えました。
でき自体には、かなーり満足ですが……うーん。重いよなあこれきっと。
しかし、お花めっさついてるし。
ならこれもう、しかたなくないかとあきらめの境地でもあります。
ふじのアーチに続いて、朝顔のアーチをしつらえる。そんなもうそうの実現は、やっぱり無理だった……かもしれません。
ただ、はっぱをつくるときにようやくまともにLoopToolsの『円』を使えたことは、我ながらうれしいひらめきと成長でした。
Gstrechもうまく使えるようになれば、はっぱづくりはきっとはかどるはずです。
そんなわけで、現在いちばんきついのは『がく』づくりです。
S字型に曲面が接合してるなんてもうこれさあ……軽く泣けてくるレベルです。
しかしジオメトリノードファイルでかくなるよ問題で、最初に私を悩ませたバラちゃん。
タワーの上から見てもはっきり、中心までみえるのね……。
作りこんでよかったというの半分、これじゃLODせっていもできないよおおお!! というの半分。
オクルージョンカリング(みえないところは描画しないよ設定)をつけるにしたって、結局見えてりゃ意味ないし。
うーん。
もっとほかの方のお作をたくさん見て、学ばねばです。
おまけという名のさいきょーご紹介!
それでは今回のメインイベント!
ご紹介したかったBlenderの神アドオンをご紹介します!
3D Bibi さん 【全て無料】blenderを劇的に便利に!おすすめアドオン20選
https://www.youtube.com/watch?v=7XHfH0JR5Ks
こちらの動画でご紹介の『Interactive Tools』です (なんと無料)!
オブジェクトの原点設定変更が一発でできる『Quick Origin』コマンド、右クリックメニューからいけるようになりますやつがとにかく神です。
日々この操作めんどーと思っていた日向は、動画を一瞬止めてまで即入れさせていただきました。
おかげで作業がほんっとにラクになって、日々感謝感激、超オススメなのであります!!
次回『チビ猫、ベータ機能を使わない水しぶきにチャレンジする』7/11投稿予定です!
実はこちら、リアルタイムでチャレンジ中です。そう、まだ成功していないのです。
最悪あきらめる、という未来もありえます……いいや、ここは、なんとかしたい!
チャレンジの行方をどうぞ、お楽しみに!