早熟
おれはガキの頃から
早熟で
小学生の時には
既に同級生の女の子の中で
好きな子が一人出来た
その上みんなの前で
その子のことが好きだと
公言したモノだから
当然その女の子は
気持ち悪がった
それ以来
おれは時間と
ところを変えながら
好きな女が出来ては
恋に落ちた
その中には
おれの片思いで
終わってしまった
女もいたし
男をただの
金づるとしか
見ない
ヒドい女もいた
しかしそれもまた
おれとしては
いい勉強になった
女だからといって
全てがか弱いとは
限らない
中には悪い女もいる
逆にそんな女にフラれて
こっちは命拾いした
カネがあったらあったで
そのカネ目当てに
近づいてくる
悪い女もいることが
よく分かったからだ
今おれが知っている
女たちは
みんないい女たちだ
少なくとも
おれをただのバカだと
思っている女は
一人もいない
それどころか
みんなおれに
期待してくれている
おれもそんな期待に
応えてやりたい
おれ自身
50歳過ぎてから
おれより若い
独身女と恋愛関係になるとは
若い頃は
思ってもみなかった
まったくもって
驚きだ




