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長い道のり2
ここまで来るのに
本当に長い
道のりだった
おれはいつの間にか
いい歳をした
中年のオヤジに
なってしまったし
ウチの親父もお袋も
いつ死んでも
おかしくない
年齢にまで
年老いてしまった
だけどおれは思う
気の遠くなるような
長い時間は
かかってしまったけれど
おれの人生は
決してムダなモノでは
なかった
長い時間の中で
もがき苦しんでは
いたけれど
決して悪い人生では
なかった
本当の意味での
おれの人生は
これから始まるんだ
本当に
気の遠くなるような
時間が
かかってしまったが
おれの人生は
これからが
本番だ




