83/99
優雅な生活
仕事がおやすみの日は
朝から優雅で
文化的な生活を
送っている
おれはオーディオ用の
スピーカーで
音楽を聴きながら
執筆活動をして
一端の文化人を
気取っている
こんな生活が
毎日送れたら
申し分ないが
そうも言ってられない
その昔
郵便配達の仕事を
していた時もそうだった
おれは雨降りの中
体をずぶ濡れにしながら
いつしかお金持ちになって
優雅で文化的な
生活が出来ることを
一人で夢想していた
あの日から
もうだいぶ
時間も過ぎたが
おれは半分だけ
あの頃に
夢想していたことを
実現することが出来た
おれの夢は
まだまだ終わらない
今度は大金を
手に入れるまで
諦めずに
夢を持ち続けてやる
おれの夢は
まだまだ続く




