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社会のリーダー
高校を卒業して
間もない時期から
おれは社会に出て
働くようになったが
今現在働いている
喫茶店に至るまで
ずっと社会の
底辺で働いてきた
働くようになってから
一度も社会のトップや
リーダー的な
存在になった
こともない
人の上に
立ちたいとも
社会のリーダーに
なりたいとも
思わずに
働いてきた
だからおれは社会に於いて
人の上に立つような
言わばエリートの
気持ちよりも
社会の底辺で
働いている
有象無象の気持ちの方が
よく分かるし
よく理解出来る
事実おれ自身
社会や人の
集団の中に
身をおいているが
その中で
社会のトップを目指したり
リーダー的な
存在になりたいと
思ったことは
一度も無い
ただ働きながら
社会が見てみたかった
それだけの理由で
働き続けてきた
人間50年以上も
生きていると
若い時には
見えなかったことや
分からなかったことが
自ずと見えてくるし
自ずと分かってもくる
これがかつておれが
見てみたかった
社会なのかも知れない




