劣等感の塊
以前のおれは
友達や仲間も少なく
何よりも
おれ自身が
広く世間の
人たちから
認められたいという
気持ちが強かった
しかしおれの
そんな思いとは
裏腹に
いくら頑張っても
世間はおれに
振り向いては
くれなかった
おれはいわば
ロックスターに
憧れていた
音楽好きで
自分が好きな
音楽を
仕事にしたかったし
大物ロックバンドような
音楽性や
大衆性にも
憧れたわけだ
そんな思いとは
裏腹に
おれのことなんか
世間の人たちは
誰もかまって
くれなかった
たとえどんなに
心優しい人に
恵まれたとしても
ダメだった
これはおれ自身の
問題だった
おれ自身が
うまくいかないことには
どうしょうもなかった
そんな理想と
現実とのギャップに
長年の間
苦しめられてきた
だけど最近になってから
やっと
目指すべき
明確な目標も
定まった
あとは続けて
モノを書いていく
それだけでいい
おれは若い時から
現在に至るまで
自分は変わらないだろうと
そう思っていた
だけど今と昔とでは
明らかに違う
歳をとって
丸くなったとだけでは
言い表せない
何かが違う
少しずつ
夢が現実に
近づいて
きている
証拠なのかもしれない
そうでいて欲しい




