97話 6才 しぃーちゃん達とおねぇ様
今日は他の学校込みで保育園馴染みメンバーで集まっている。
ライバル対決も3人で久しぶりにできた。
小学生でも極めてるロボットダンスを見せてもらった。
口のロボットが出来るようになっていた。
しょうたくんは図書館で沢山本を読んで更に物知りになった。
しぃーちゃんは少し遠い所だったので、jcおねぇ様(74話)
と一緒に来られて嬉しそうだ。本人はまだおねぇ様の前だと恥ずかしそう。
みんなでボール遊び、鬼ごっこを沢山した。
久しぶりのみんなと再会なので、たまに写真を撮って、
今度、晴ちゃんに送るのつもりだ。
後ろのベンチでぼーっと眺めているおねぇ様がいる。
「しぃーちゃんのおねぇ様も一緒に遊ぼうよ」
「私今ね、そんな楽しむ気分ならなくてね、、」
「どうして?」
「きみにはまだ早い話だよ」
「聞いてみたい!!」
秘技!!純粋な6才の瞳
「そんな可愛い顔で言われたら、余計言いづらいな、、」
逆効果だった。
「とりあえずおねぇ様に何があったが分からないけど、
きっとおねぇ様は悪くないよ!!」
「ありがとう、、やっぱり少し話をしてあげようかな」
その気になってくれたみたいだ。
最近よく過去話を聞くなー、
自分から聞いたけど、、、
「彼氏に振られたの、、、」
それはたしかに6才にははやい話だ!!
こんなに可愛いjcおねぇ様を振るとは!
「振られるって、、別れたってことだよね?」
「そうだよ、、、彼氏が、、浮気してた、、」
「浮気はよくないって聞いた、色んな人に!」
「だけどね、私は、許してたの、、」
「えっ何で??」
「それでも、別れたくないから」
「でも、その浮気相手が、私にね、、暴力振るわれたって言い出してね」
「おねぇ様がする訳ないよ!暴力はいけない!
しぃーちゃんを大切にしてるおねぇ様がする訳ない!」
「ありがとう、君は優しいんだね、ウケる、、、」
笑いながら、(こんな6才にここまで、言って貰えるとはね)
と小さく言っている。
「そのあとも、結局暴力はやってないって証明出来たんだけど、
彼氏は彼女の嘘を信じた」
「最低だね」
「うん、最低、、小一に言われてやがるよ、アイツ
結局、、ホントか、嘘かは彼氏からしたらどうでもいい見たいだった。ただ、面白がって別れたかったみたいだ。」
「最低、その男プンプン」
「だね、」
「おねぇ様!」
「、、どうしたの?急に大声出して」
「俺なら、おねぇ様と付き合ったら、絶対そんな事をしないよ」
「ハハ、、口説いてる」
口説いてます。
「おねぇ様しぃーちゃん思いで優しいし、それに可愛いし、」
「可愛いか、もう、、2年間、男の人に言われてないな」
「かわいい、おねぇ様かわいい」
「ハハありがとう、、」
「おねぇ様は」
「もういいよ、わかったから大丈夫」
「うん」
「ありがとうね、ゆうき」
おねぇ様は俺の頭に手をのっけた。
「もしも、妹と君が付き合わなかった、私と付き合うか」
「えっ、、」
「もっと君が歳をとるまで、誰とも付き合わないでおくよ」
「えっえ」
「ハハ、、テレてる、、可愛い」
そしておねぇ様は立ち上がると
「じゃあ私も思いっきり遊ぼうかな」
そしてjcの容赦ない猛攻が始まった。
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