96話 6才 太陽編4 (前世編)
俺は月1000円以下を晴ちゃんからお小遣いを貰うことになった。
1万でも3万でもと言っていたが、流石に断った。
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「太陽!花火に観に行こうか」
「行く!!」
お金がない家は、花火等の無料のことが好きだった。
まわりの子ども連れの家族が、屋台で、親に色々なものを買ってもらっている。
「ごめんね、太陽、」
「いいよ、その分、、長く花火を見よう!!」
家にお金がないのは知っている。
「そうだね!良い場所とろうか。」
母とよく花火を見た。
お金がなくても、楽しいことは一杯あると感じた。
学校で、、
「ねぇ、ゲーム機買ってもらったんだ」
「うちも、うちも、」
学校でゲーム機が流行っていた。みんながその話を楽しそうに話しをしている。
アニメで見ているものがゲーム化すると聞いた。
母は気付いていたのだろう、cmを見る度に少しだけ悲しくなる
俺に、
母はいつの間にか、「我慢させてごめんね」が口癖になっていた。
少しずつゲームを持っていない俺は友達の遊びに誘われなくなった。
その分、晴ちゃんと遊ぶ時間も増えた、、時もあった。
だが、晴ちゃんも段々と、女の子達の家に行って、遊ぶことが増えた見たいだ。
クラスに誘われない俺は、、同じようにゲームを買ってもらえない
りんちゃんと、菊池くんと遊ぶようになった。
俺たち3人は菊池くんが持ってくるボールと、りんちゃんがおねぇちゃんから借りたおもちゃで遊んでいた。
毎日が楽しかった、、、
晴ちゃんと遊ぶことは減ったけど、この3人で
これから楽しく、、
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