85話 6才 太陽編3 (前世編)
初めから、晴ちゃんと同じクラスになれた。
晴ちゃんと話をしながら、多くの友達を作ることが出来た。
隣の女の子が忘れたみたいだ。
「消しゴムないーー」
「俺のあげるよ」
俺の消しゴムを割った。そして、それをあげた。
「ありがとう」
男の子が体調悪そうにしていたら、
「気持ち悪そうだよ大丈夫?」
「うん、気持ち悪い、、」
「先生よんでこようか」
俺は自分で言うのはなんだが、、人のためになる行動を良くしていた。
「ようちゃん!私、今日も可愛い?」
「可愛いよ!はれちゃん!」
晴ちゃんのことも良く褒めてた。
新しい友達ができた。
「俺、ヒーローになりたい。」
「慣れるよ!土佐くんなら」
本心から言っている。
入学してから半年が経ち、クラスのみんなと仲良くなれていた。
色んな友達の夢を聞いた。好きなことを沢山聞いた。
俺は応援したくなった。一緒に好きなことをしたくなった。
放課後は一緒に遊んだ。友達の好きなことを一杯遊んだ。
そして、俺は気付いていなかった。
少しずつ、晴ちゃんから遊びに誘われなくなってきたことに、、
そんな性格もいじめられる、理由の一つにあったのだろう。
(お前ってさ、人のことばっかりで自分は何もないよね)
俺の中で強く響く言葉だった。
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