76話 5才 太陽編1 (過去編)
俺は母の近くに行く。
「なんで、あんただけが」
「ごめん、母」
謝る俺をみて正気を取り戻したようになる。
「あっごめん、太陽今、ご飯出すね」
パンと目玉焼きをよく噛んで食べた。
「ねぇ、、ようちゃん?ようちゃん?」
「あっごめんどうしたの?晴ちゃん」
晴ちゃんがこっちの顔を覗いてみていた。
「変なようちゃん、、そうだこのあと、一緒に少女アニメごっこしよう」
俺は家で楽しいことは、テレビしかない。
「うん!する!する」
俺は仲が良くなった晴ちゃんと遊ぶのがすごく楽しい。
「ねぇ、ようちゃんは敵役ね」
「いいよー」
いつも通り俺は叩かれて遊ぶでも楽しいから良い。
前のような何も喋らないころよりは絶対楽しい。
俺は転園してから、クラスのみんなと仲良く遊べている。
家では、辛いことの方が多いので保育園は楽しい。
「ようちゃん、ようちゃん!」
「どうしたの?はれちゃん」
「昨日のアニメ面白かったね、私もアイドルになる!」
「えーーすごい!」
「違うよ、なりたいってだけだよ」
「なれるよ!晴ちゃんなら」
「そうかな?」
「うん!テレビ見たけど、アイドルって可愛くて、歌が上手くて、楽しく話せる人じゃないとダメだって。」
「じゃあ、私ダメだ。」
「そんなことないよ!晴ちゃんかわいいよ」
「えっ!」
晴ちゃんは驚いた顔をして、恥ずかしそうにしている。
「歌も上手いし、俺、、俺いつも晴ちゃんと話せて楽しいよ」
「楽しいの、、いつもようちゃんに楽しくしてもらってばっかりだけど」
「楽しいよ、いつも楽しい!」
「そうなんだ、あたしアイドルになるね」
大変申し訳ありません。
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