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73話 5才 2才と交流

 2才との交流期間になった。


  2才には、親友の娘、月ちゃんがいる。

 会うのが楽しみだ。


  あの子が月ちゃんか、、


  「、、、」静かに絵本を読んでいる。


 そういえば、母親は、柿秋さんだ。


 とりあえず様子を見るか、、


 「、、、」


やっぱり誰とも話をしないな、


 俺にとって、太陽くんと月ちゃんは、弟と妹のように勝手に思っている。


 話しかけるか


 「ねぇ君が月ちゃん?」


「、、、」



「ねぇ、」


反応がない。


 俺は月ちゃんの前で変な動きをしたが反応はなかった。


  そういえば柿秋さんは本が好きだったよな。


 「ねぇ、月ちゃんそれ読んであげる。」


えっ、、思いっきりこっちに本を差し出してきた。


 「、、、」

静かに読んでと圧力をかけてくる。



   そして俺は、その絵本を取り何度も読んだ。


  横から晴ちゃんがきた。

 「なんか昔を思い出すな」


「どうしたの晴ちゃん?年取ったような話をして」


「私まだ、23です。」


  「で、どうしたの?」


「昔ね、私何回も絵本を読んであげたことがあったの、光ちゃんに」


「へーお姉ちゃんにね」


「そう!可愛かったなー、、絵本読むと、ノリノリで動いて」


「だろ、、天使だろ」


 「寂しいな、卒園しちゃって、、」


「そうだよ!ほんとだよ、そして次は、」


 そして俺を見る。

「こないだ、またいつでも会おうって、約束したばっかじゃん」


「そうだけど、心配なの」


「何が?」


「ゆうきくんが行く、小学校って前と同じじゃん」

 いじめられた前世の思い出の学校。

 ただ先生はあれから大幅に変わったと聞いた。


「うん、そうだけど」

 お姉ちゃんと、すずおねぇ様達と一緒だ。

 


 辛い顔して声が震えている。

 「美舟ちゃんがいるの」


「えっっ、、、、」

 

 「それってあの美舟ちゃん?」

  俺をいじめてた?


「そう、先生として、、、」


「えーーーーーーーー」


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