67話 5才 それぞれの良さ
最近、いちかちゃんはクラスのアイドル係でダンスを披露している。負けずにロボットダンスをする、はるきくんもいる。
いちかちゃんときーちゃんのデュエットをしている。
デュエットの歌を歌う練習も必要だろ。
いちかちゃんは歌もたくさん練習した成果が出ている。
その上ダンスもしっかりこなしている。
きーちゃんは、いちかちゃんより歌が上手い。ダンスは元から運動神経が少し悪いこともあり、あまり出来ない。
デュエットでアイドルデビュー作戦を考えたが、相性が悪い?(デュエットをするアイドルのことを知らない)かも知れない。
バランスが悪いのかも、、
何より、きーちゃんが歌手になりたいと言っている。
きーちゃんにも、そっちの方がピッタリだろう。(多分)
ヒカリちゃんに言われた、
アイドルの特訓のメニューをいちかちゃんは保育園でしている。
必要な体力作り、先生から借りたバケツで、歌の練習、もう一つ借りた、パソコンで上手いをダンス見て真似る。
「ゆーくん、私、上手くなってるかな、」
不安な顔をしている。
「なってるよ、いつも見ている俺が言うんだから」
「そうだよね」
「うん!それに、日に日に可愛くなってるよ!」
嘘偽り全くなし。
「アイドル目指してるんだもん、もっと可愛くなるよ」
「もっと可愛くなろう、そのために、ヒカリちゃんの課題頑張ろうね」
「頑張るん!」
今度はきーちゃん
「ね、ゆうきくん」
「どうしたの?きーちゃん」
「私の歌どう思う?」
「めちゃくちゃうまいと思うけど」
「そうかな、最近カラオケでいい点が取れなくて、、」
「そうなんだね、、でもね」
「でも?」
「おれは、カラオケの点数では分からない、きーちゃんのよさがあるよ」
「そう?どんなところ」
「声が可愛い!」
「声がかわいいののぉ?」
驚き方的に、声が可愛いと言われたのは始めてだろう。
「そうだよぉぉ」
「、、そそぉぉうなんだぁ」
「うん!だから自信持って、もっと俺きーちゃんの歌聴きたい。」
「私歌うよ、もっとたくさん歌う!」
これからも保育園の練習の日々は続く。
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誤字報告ありがとうございます。
自分では誤字を見つけられないので助かります。
小学校編は20話ずつにしようと思っています。




