表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

63/276

61話 4才  

  はづきさん、と部屋でお話、ガクガクブルブル


前世時代、二次元にしか興味なく、声優のことは全く知らなかった。

あの時、俺はいじめがひどく、たまたま見た、

 声優特集で、ひたむきに頑張るはずきちゃんに感動し、ずっと応援していた。


 そんなはずきちゃんが

 「ねぇ、ゆうきくん」


ドキーン、、あの有名なキャラの言い方で、

          俺の名前を呼んでくれるとは、



「はい!なんでしょう、あねさん!」

 思わず、アニメの返しをしてしまった。

 

 「ハハっやっぱり、ノリいいね、」

 

  「ありがとうございます」

やばい、ペースが保てない。俺は4才、俺は4才


 「ゆうきくん?大人みたいだって言われることある?」


 !!!ドキッ

 

 「ないよ!」


「そうなんだね、君4才とは思えない話し方をしてるから」


「そうなの?」

 俺はいつもの話し方に戻す。


 「うん、そうなんだよね。

私さライトちゃんに頼まれて来たけど、こんな面白い4才の

子どもに会えるなら来たかいあったな」


「そうなんだ!ありがとうライトちゃん」

マジで最高のお礼、


 


少し話すと、暗い顔をして、


「私ね、声優をやめようと思っていたの。そしたらね、特集番組に出て、毎日手紙を貰うようになったの。その手紙に励まさられて、頑張ろうと思えた。」


「そうなんだ」

俺はその特集を見ていた。知っているはづきちゃんの苦労を


「でもね、ある日その手紙が届くなった。」


「えっなんで?」


「理由は事故。」


「事故」

俺はその言葉が重く感じる。


「最初は送るのをやめてしまったのかと思った。

   そして声優も手紙が来なくなってやめようかと思ったの。」


「えっやめちゃうの?」


「安心して、その時はそう思ったけどね、今は違うよ」


「ライトちゃんが私に手紙を持ってきたの」


「もしかして、毎日くれた人の?」


「そう!ライトちゃんから聞いて分かったんだ。

毎日手紙をくれた人は事故で亡くなった。 

 そして、家に私宛の、応援の手紙があったって」


 「そんなことが、、」


「でもその手紙の中には、最後には頑張って下さいって書いてあった。だからね私も頑張ろうと思ったの。」


「、、、」

 俺と同じように、はずきちゃんに手紙が送れなくなった人がいるのか、


「ハハッやっぱり悲しいだったよね、ごめんね。ただなんとなく君にこの話をしたくなっちゃったの」


「ありがとう、良い話だった。はずきちゃんこれからも頑張ってね」

 手紙を書いた人の為にも、、


「うん、ありがとうね、やっぱり応援されるとすごい頑張ろうと思える」


そのあとは、はずきちゃんは順番にクラスに入り、アニメ声を披露した。


「面白かったらブックマーク、下の評価よろしくお願いします!」


誤字報告ありがとうございます。

  自分では誤字を見つけられないので助かります。



小学校編は20話ずつにしようと思っています。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ