60話 4才 ライトちゃんのお礼
ライトちゃんがお礼をしてくれるらしい。
俺は保育園の前にいる。
「あっゆうきくん!!」
「ライトちゃん、今日は約束通りお礼をしに来たよ」
「たのしみぃー」
マジでなんだろう。
「じゃーーーん」
「フォーーーーーーーーーーー」
思わず変な声が出た。
「君が噂のゆうきくんか、可愛いね」
あなたは、、声優のはずきさん!
俺の好きなアニメの声優だ。
年齢はライトちゃんの二つ上、小さい時から声優をしている。
俺が転生する前のギリギリの頃にデビューをしていた。、
「あっああの」
「よろしくね」
はずきちゃんは手を伸ばす
「はい!!」
やったーちょーうれすぃー
「これサインね」
生サインー!
「えっそんな恐れ多いです。」
「君、4才なのに面白いね」
「でしょうー、ゆうきくん面白いでしょ」
「あっそういえば、あと桜地先生も来るって」
「あーきたきた」
「ごめん待たせちゃった。」
晴ちゃんが来た。
「最近もアイドル頑張ってるんだね」
「うん!頑張ってるよ、はれさん」
おーアイドルに尊敬されてる。すげぇー晴ちゃん
はずきさんはこっちを見て手を伸ばした。
「じゃあ、わたしはゆうきくんとお話してくるね」
はずきさんは俺と手を繋ごうとした。
それを邪魔されてしまった。
「わたしが案内しますね」
えっっっ
晴ちゃんせっかくの憧れの人と手を繋げたのに、、
「お願いします。」
ライトちゃんが応える。
晴ちゃんは、はずきさんと、ライトちゃんを見ていると複雑そうな顔をしている。せっかく来てくれたのに、、
俺は、はずきさんの横に歩いて進むと、
前で、ライトちゃんと、晴ちゃんが何か話をしている。
ー晴ちゃん視点ー
「ねぇ、ライトちゃん」
「なんですか、晴さん?」
「もし、もしもだよ、」
「はい?」
「大切な物を者が戻ってくる、奇跡が起きたらどうする?」
「そうですね、、、太陽さんが戻ってくるなら、、とりあえず伝えられなかったことを沢山言いたいです」
「そうなんだ、例えばどんなこと?」
「あの時の感謝のことと、太陽さんは知らないでしょうが、、
私に色んなことを教えてくれたこと、、、
あとは、、
どんなことがあろうと、太陽さん尽くそうと思います。」
「えっ、、、、」
(晴ちゃんがビックリしているな。)
「私にとって太陽さんは、命の恩人であり、憧れなんです。」
「うん」
「私は、皆さんからの話を聞いて、太陽さんが好きになっちゃいました。」
アイドルより、恋する少女の顔をしているな、
私はとってもずるく卑怯だが、まだライトちゃんに教えないことにした。一応、勇気くん本人の頼みでもあるし。
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誤字報告ありがとうございます。
自分では誤字を見つけられないので助かります。
小学校編は20話ずつにしようと思っています。




