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4話 0才 言葉を言うタイミング

悩みがある。


初めの言葉は

「ママ」か「ネぇね」で迷っている。

呼び方はこの選択肢以外ない。

なぜなら、ママが、いつも自分に言葉を覚えるように話しかけるときに、この呼び方だからだ。

 

母がいつも「ママよ、まま まま」と言っているはずなのに、急に知りもしないはず言葉を赤ちゃんが


「お母さま」


と言う姿を見ると、母からすると大問題だろう。


そして悩んだ末、「ネェね」より「ママ」を先に言うことに決めた。

やはり母にとっては「ママ」と初めて言われることは、とても大事なのであろう。


あと自分にとっては命の恩人でもある。

他の人ならこのまま永遠に魂として彷徨うところなのかもだが、自分は新たな命として、いる場所をくれた。


 めちゃくちゃ感謝をしている。(生まれ変わったこと言わないが)


だからせめてのその感謝を伝えるために、精一杯の「ママ」を呼ばさせてもらいます。


 口に出さずに、心の中で何度も練習した。

 


時がきた。

本日は生まれてから2ヶ月ごろ、

母は今日は忙しくなく、自分と姉の育児にしっかり目を向けている。


こんな普通の時だ、

あとは、姉が近くにいて、母がしっかりこっちを見ている時、、、、


母がある程度の食事の準備が終わり、こっちに向かっている。

これは抱っこするパターンだ、

言うぞ、言うぞ、何度も練習したんだ心の中で、


姉もしっかり近くにいる。

姉にもしっかり記念すべき場面を見届けてもらおう。


すごく何気ない普通の日なので記念すべき日にはピッタリだろう。


よし母が抱っこをした。気持ちいいな、あとはこっちを覗かして、

いつも通り「ママだよ」に対して笑顔で返して、

何度も【まッマッマ っまママ】と言うんだ。


母の腕の中の気持ちよさで緊張も解けた、あとは言うだけだ。

母がこっちを見た

「ママだよ」

あぃーー(笑顔) よし完璧スマイルできた。

あとは

 

「まっまっっま」


母はビックリした顔をした。そして、自分少し強く抱きしめている。

「あー、ユウ、ユウ、ママですよ、」

よかった上手く出来たんだ。

「まっま、ままま、ま」

「あー上手、ほんと上手に言えたね」

【むしろあえて下手にします。(罪悪感)】

母はシングルマザーとして育ていたので、

育てることの苦労が多くより感動しているのだろう。

「ユウ、ユウ」

「まっまっっま」

ママが指を触ってくる、くすぐったい。

「ツンツン」

 擬音を出している。

 

こんな美人のママに優しく触られたらマザコン極めちゃうよ。

 ついでに、将来赤ちゃん○レーに目覚めそう。


 

「まっまっっま、まっまま!!」

「そうだよママだよ」

母は泣いている

ほんとによかった。じゃない!?うしろ、うしろぉーーー

「ママっママっママ」

自分は全力でアピールした

「どうしたの、始めて言えてもっと言いたくなった?」

涙を拭きながら、母性MAXの母は最高である。

それに母を呼ぶのは気持ちいいけど、じゃなくてうしろーーー

「ママ ウッっン ウッッうし 」

やばいまた死にそう。

「あらあら泣いちゃったのね、よく頑張ったはねー、」

頑張ったよ、すごく頑張ったよ、でもうしろぉーーーーーーーー

「あらあら全然泣き止まないはね、どうしてかしら、っあーあーーー」

母はちょー高速に、ベットに優しく自分を入れ、すぐに後ろの火を消した。


こうして記念すべき日は再度の転生の日とはならず、平和に終わったのだ。


『勇気は、自分の注意不足を反省した。』

初めての小説です。読みづらかったり、誤字脱字や沢山あります。可能な限り頑張ります。

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