56話 4才 親友と再開
勇気が出た俺は、思い切ったことをするとにした。
「ねぇ、そこのお父さんと話がしたい。」
ストレートに言った。
「ゆうきくんだっけ?えっと、どっかであったかな」
「うん!あった。」
「だから少しだけ話しがしたい。」
「えっと、、」
「すいませんが、もう少しだけ太陽君についてこれからのお話をしたいので、少しだけゆうきくんとお話しをして貰ってもよろしいでしょうか?」
「えー大丈夫ですよ」
「桜地先生相談部屋や案内してあげて」
「わかりました」
そして、一度クラスの先生に報告し、桜地先生と親友で相談部屋に入った。
「私、近くで待っています。」
「いや、待ってて晴ちゃん」
俺が止めた
「はれちゃん??」
急なちゃん付けにビックリしている。
「僕と何を話したいのかな、ゆうきくんは?」
親友は困惑した顔で聞いてくる。
4才の子どもに急に話したいと言われた驚くよな。
「いやーいっぱいありすぎて」
「一杯あるのかい?」
「あー、一杯、、4年分」
「そんなに沢山!君何歳?」
「4才になった。」
「へー、じゃあ話しをしてほしいこと聞かせてくれるかな」
俺は親友の顔を見て、はやく言いたくてしかたなかった。
「単刀直入に言うは、俺、星空 太陽だ。親友」
「はっ??」
親友は思わず声が出る。
「えっどいうこと」
晴ちゃんが驚いた声を出した。
「4年前、俺は事故に遭い、生まれ変わった。この、道永 勇気になった」
「きみ、、流石にしていい嘘として「一匹狼」!」
誰とも関わらない親友が自ら周りに言っていた、恥ずかしい過去
「いや、嘘だよね、今まで「嘘告白、犯罪者」!」
晴ちゃんは力が抜けるように倒れ目を赤くする。
「それの話、誰から「3ー2 詩音、しょうちゃん、くまさん」」
俺たちの仲よかった友達。
「ねぇ、嘘だよね、そんなわけ「私ともう関わらないで」」
彼女を攻めたいわけじゃない、ただこれが一番彼女に伝えられる。
親友が質問を出す。
「俺たちがよく遊んだ場所は」
「○○ゲーセン」
「太陽の恥ずかしい過去は」
「障害物競争で、ゴールと間違えて、下に潜るテープを破壊」
他にも質問は続いた。
「ほんとに、ほんとに、太陽なんだな、、俺たちの知っている。」
「そうだ、、結婚式行けなくてごめんな」
「ウッ、謝るんじゃねぇよ、、怒れでねぇーじゃねぇか」
震えながら、俺に聞く、
「ねぇ、ほんとに太陽なんだよね?」
「そうだよ、晴ちゃん。しっかり話すのは、かなり前だね」
「ごめんなさい、ごめんなさい」
晴ちゃんは自分の服を強く握り、今にも罪悪感に潰されそうに、
謝り続ける。
「いいんだよ、俺も、強く否定しなかった。」
俺よりも圧倒的に大きな晴ちゃんの肩に手を置く。
「私が悪いんだよ、太陽はそんなことしない、否定したら他の人もいじめられるとか考えそう」
そうかも
「ハハッ太陽ならやりそう」
こっちを見た。
「今は俺が勇気で、お前の息子が太陽だろ」
「そうだ、自慢の息子だ」
「にっしても、俺の名前を取ったのか」
「そうだぞ」
「ストレートに言われたらテレルやん」
「お前のように、なって欲しいと名付けた」
「そうか、いやー」
俺が死んだ扱いになっている時(実際そうだが)
俺のことを思って、、俺の名前をつけてたのか、、
「いい名前だよな」
親友からツッコミが入る。
「自分の名前だろ」
「元だよ、元」
そして俺は二人を見て
「これからよろしくな、親友、晴ちゃん」
俺は同時に二人に手を伸ばす。
(晴ちゃん、俺、これから晴ちゃんのことを守るよ)
「、、、うん!」
(お前一人、一人って、一人の楽しみ方も知らない癖に一人でいるんじゃねえよ)
「おーー」
前世のことは俺の頼みで秘密にすることにした。
二人は出来れば、みんなに教えてあげたいと言っていた。
だけど、俺の勇気としての生活もあるし、
広めるのはもう少しあとにすることにした。
「面白かったらブックマーク、下の評価よろしくお願いします!」
自己紹介作りました。(一部)
キャラがだいぶ増えてきたので、




