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49話 3才 先生の恋

 「仲良いね」

ちーちゃんとギューをしていると桜地先生に話しかけられた。


 「うん!」

ちーちゃんは元気に答えてくれる。嬉しい。


 「仲良いよ」

俺も応える。


 「いいなー」

 と桜地先生は言う


「何がいいの?」

ちーちゃんは疑問に持つ。


 「こんなに小さい時から仲の良い友達がいて」

ウッ、俺に刺さる。

 

 「私にもね、昔仲の良かった人がいたんだ。」

 桜地先生は 小学校に沢山友達いたもんね。

少し昔を思い出して悲しいような顔をしていた。

 「そうなの?どんな人?」

 

 「優しくて、カッコよくて、どんなことでも褒めてくれる、そんな人」

天井を見て、昔を語っている。

「ゆうき君見たいだね」

  照れるな、、

「ありがとうちーちゃん、ちーちゃんも優しくて、可愛いよ」


「うん!」


「やっぱりいいな、私の好きだった人を思い出すよ」


「先生、好きな人いたのー?」

最近王子様系を読んでいる、ちーちゃんは興味を出している。


 「うん、さっきの話の昔仲良かった人」

俺には暴言の毎日だったが、好きな人がいたんだ。

  なるほどな、そりゃ嫌われる物といたら、好きな人からも嫌われるよな、、俺を突き離したくなる理由が分かった。

 

 「また、仲良く出来ないの?」

ちーちゃんは先生の話しを聞いて寂しそうに聞く


 「出来ないんだ、、彼は遠いところは行ってしまったから。」


 『私ね、もっと可愛くなる』そう言っていた、桜地先生は、

 初めてあった時から、可愛いさを磨きクラスのアイドルになっていた。そんな人をほっとくとは、、、

 

 「会いに行けばいいんじゃん」


「そうだね、いつか、会いに行きたいな。今は会いに行くのが怖いな、、私臆病だから」


  「私が勇気を付けてあげる」


  「ありがとう、でもいいの、先生はね、昔大きなミスしちゃって会える権利もないんだ」


「けんり?」


「会えないってこと?」


ちーちゃんは泣き出した。

  「好きな人に、あえないってそんなのないよ」


桜地先生はちーちゃんを抱きしめる。

 「ありがとうね、ちーちゃん私のこと思って泣いてくれて」


鼻水を啜りながら

  「うっうん」


「大切な人はね、急に会えなくなることだってあるの、、

 今の勇気君だって、急に消えちゃうかも」


「行っちゃうの?」

 ちーちゃんは悲しい顔でこっちを見る


「、、、」

 前世の仲間を思い出す。事故であって急に消えてしまった。


 「ちーちゃん、事故が起きて、急にお別れすることだってあるの」

  それは俺のこと言ってるのかも知れない。


 「だからね、ちーちゃん、友達を大切にしてね、約束だよ」


「うっうんわかった。」


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