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48話 3才 ヒロイン視点2ー2

 アイドルだった私はあの日から、他人に優しくなった。 


 人気絶頂中で、他人を見下し、他人より優れているとずっと言っていた。 生意気なガキだった


 太陽さんに助けられ、私は病んだが、そこから親友さんと、

私を助けてくれた人の生き様に感化され助けられる前より、アイドル活動に更に力を入れた。

 太陽さんのようになりたい。きっと彼が生きていたら、

 多くの人を助けて、照らしていた。

 助けられた太陽さんの代わりをする責任がある。


 収録を増やした。

 周りの人によく感謝するようになった。前より褒められて、仕事も増えた。

 子ども向けをしてみたらと、言われてすぐにokした。



 太陽さんの知り合いだった人に呼ばれ、私は全力で叩かれる覚悟で行った。



 だが、その反対で物凄く温かく歓迎された。

  傷を舐め合う仲間になった。 忘れ形見とも言ってくれた。 私は涙が止まらなかった。

こんなに良い人達の一番大切な人を自分の変わりに犠牲にしてしまったことを悲しく思った。



 結婚式に呼ばれた。 親友さんは幸せそうな顔をしていた。

 でも新婦揃ってたまに複雑そう顔をする。

  でも、太陽さんの大切な親友が幸せになれて心の底から嬉しかった。何より病んでた私の心を導いてくれた人だ。


 

 仲良くなった、幼馴染さんに、太陽さんの過去の話しを聞かせて貰った。


  

 体操のお兄さんに、保育園を周る話しが出た。彼の卒園した保育園を希望した。お兄さんは、同時にトラウマの地だからと心配していたが、私の顔をしばらく見てokしてくれた。


 いざ保育園に行くと、あの事故の近くだからだろうか、考え事をしていて、落とし物をしてしまった。


 私にとって一番大切な物、、、、人生が終わったと感じた。

 大切なものを全て失った感覚。


 それを勇気くんが見つけてくれた。


 先生に怒られるかも知らないのに、

 私に落とし物を届けてくれた。そして、勇気君の言ったセリフ。

 あの時のようだった。


 勇気くんはまるで太陽さん見たいだ。太陽さんとは、ほんの数秒しかあっていなのに、太陽さんの話しを聞いていたから尚更そう感じた。


 この子ともっと話しをしてみたい。そう思ってきっかけを作った。お礼として、、


 勇気君のおかげで、何も出来る気がしなかったが、

  初めての保育園公演は大成功になった。


 私はまた勇気くんと会うのが楽しみだった。



 その後も仕事を頑張って、頑張り続けた。

 天国にいる太陽さんが助けた人は偉大だったと天国で広める為に

   

 これからも頑張るよ、太陽さん、、見ててね。

  ラバーストラップを握り、空を見上げる。


「面白かったらブックマーク、下の評価よろしくお願いします!」

 

 誤字報告ありがとうございます。


 ほんともっと良くしたいです。

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