47話 3才 ストラップについて
実は桜地先生とライトちゃんは知り合いだったらしい。
ビックリだよなー、久しぶりに話せたと言っていた。
俺の話で盛り上がったみたいだ。
オーバーしたことを暴露された、見たいだ。
今桜地先生に、ストラップのキャラについて聞かれた。
「そのキャラのどんなところが良いの?」
先生は真剣に聞いている。目で分かる。
だが俺は答えることが出来ない。
3才だし!めっちゃ好きだから、プロフィール情報を含めて全部知っているけど、、
「服が、可愛いところかな?」
(顔、性格、サイズとか言えないし)
姉と雫ねぇ様、ちーちゃん、いちかちゃん、 ゆずるちゃんも興味を持って聞いている。
「どんなところが?」
「うーん?キラキラで可愛いところかな」
(露出が多いところかな?)
今度は姉から聞かれた。
「どんなところが好きなの?」
「、、、」
それは逃げるしかない、、
姉に答えるのは流石にきつい。 俺はいぶき君の後ろに隠れた。
「恥ずかしくなったのかな、、」
桜地先生は反省した顔をした。
家に帰ると電話が来ていたらしく、かけ直して欲しいと言われ、転生後初の電話をする。
姉が私もやりたそうに見ている。
電話の先は、、
「もしもし、」
ライトちゃん!!!声でわかる。
やばい、心の準備を一切していないぞ。
「ビックリした、ライトちゃんなの?」
「そうだよ!みんなのアイドルライトちゃんですよ」
マジか、、何のようだろうか?お礼のことかな?
「勇気君に聞きたいことがあってね」
「なに?」
聞きたいこととは一体?
「あの、拾ってくれた、ストラップのことなんだけど、、」
横には姉と母がいる。 嫌な予感がする。
「あのストラップのキャラがどんなところが良いか教えて下さい」
「えっ、、、、」
二次元の可愛いさの魅力を(3才)の俺に聞くか?
あのキャラはかなりマニアックキャラで、
前世はの俺の知り合いに知っている人は一人もいなかったけど、、
人気もないから、ガチャポンでシークレット設定されたけど、、
「こいつ誰だし」とネットで一部界隈で話題になったけど、、
「えっとね、、」
母と姉はこのキャラのことを知らない。俺も本当は知らないはずだ。さっきは姉だけだったが、母がいる、、疑問に思う筈だ。
「いやー、見た時可愛いなと思っただけだよ」
あの時は、このキャラが好きだと言ったが、アニメを知っているとは言っていない。
「プープー」
横にいる姉がほっぺたを膨らましている。
「そうなんだ、、、そうだ!」
それから、保育園でどんな過ごし方をしているかを話した。
「ありがとうね、勇気くん、今日は楽しかったよ」
「おれも楽しかった、、また話そうね」
電話を切ると、、はぁーと疲れた声が出て、
少し時間が経つと、アイドルと長時間電話をしたことにドキドキが止まらなかった。
「面白かったらブックマーク、下の評価よろしくお願いします!」
誤字報告ありがとうございました。
誤字ほんと多いですよね、、泣




