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41話 3才 姉のクラスと散歩

 今日は姉のクラスと合流で、散歩に行く。

 手を繋ぐ相手はランダムで決まる。

 俺の相手は、優しそうなお兄さんだった。

 「俺に任せろ」

と言っていた。心強い。

 姉と雫ちゃんは、俺と手を繋げなかったことに残念にしていたが、運だから仕方ない。


 そして、今日は少し遠くの公園に行くみたいだ。

 おそらくあの道も通る。


 散歩が始まるまえに、桜地先生がちょー入念に、交通は危険だと話しを聞いた。先生としてしっかりしているなと、同級生のことを馴れ馴れしく感心していた。


 そして、散歩が始まると、桜地先生はめっちゃ注意を、促す。

 めっちゃ頑張っているな、やっぱり最初だし、緊張するんだろうな。

 そして、あの場所に久しぶりに来た。


 花が置いてある。 

俺の場所いつまでも綺麗にしてくれているんだ。


 置いてくれた人、ありがとう気持ち伝わったよ。

 俺帰ってきたよ、、一瞬だけ手を離して、手を合わせる。


 そしたらめちゃくちゃ、桜地先生に怒られた。

 「危ないでしょー!」

 桜地先生には目立たないように決めていたが目立ってしまった。


「ここはね、事故にあった場所あの、、だから、、ほんとに危ないの」


 先生はあの俺へのお供物を見ながら教えてくれる。

 先生は怒りながら、悲しい顔をしていた。


 流石に学校で俺が死んだ場所だとは聞かされているだろう。

 

 もしかしたら、俺が死んだことに悲しんでくれていたのかも知れないと思っていた。

 過去に「○ねば」と言われたことがあったが。


 俺は新しい公園に着くと、まず恒例のギューをした。

 そして、先にライバル対決をした。新しい公園に着くと恒例のどちらが先にアスレチックをゴール出来るかを勝負した。もちろん今日も負けた。そして、しょうたくんと新しい植物を探した。

そのあとは待たせてしまった姉との遊びだった。

 いつもの一緒に散歩したような気分だった。そこに、雫ちゃんが入り、ちーちゃん、ゆずるちゃん、あーちゃん、かいくん、しょうたくん、しーちゃんと遊んだ。


 帰りは流石に一度も手を離さず、桜地さんは全力警戒で帰った。


 

「面白かったらブックマーク、下の評価よろしくお願いします!」


 誤字報告ありがとうございます。

  自分では見つからないので、非常に助かります。

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