2話 0才 ベットの上ですること
一週間後
母はシングルマザーでも辛い顔を一つ見せず、笑顔で家事と育児をしてくれている。
そして、エプロン姿や私服はとても可愛い。
見た目からして、年齢は二十代前半、若い!
健全の男子(見た目は赤ん坊)なら、
興奮間違いないだろう。
決めたことがある。母には転生したことを伝えないことにした。言わないは言わないで、騙すことになるし、時間が経つ程、言いづらくなるだろう。
悲しませるかもだけど、母が知らないままで、この家族との新しい家族を楽しみたいと思った。
身勝手な息子を許してください。
そして、全力で赤ちゃんを演じた。適当に泣き、適当に暴れた。
母に抱っこされ
家の間取りがわかった。おそらくマンションで、2LDKだ。
父親らしき仏壇を見つけた。
父親は、、、普通で真面目そうな顔だ。
父親、、父、、産んでくれてありがとう。
そして、姉を産んでくれてありがとう。
出来れば父とも話しをしてみたかった。
カレンダーを見つけた。
生まれ変わりの【おきまり】が気になった。
例えば
未来に生まれたり、
実は過去の世界だったり、してはなかった。
生まれてからの日数を計算すると、自分が死んだ日が転生した日だと分かった。
赤ちゃんになったあの日、アイツらは悲しんでいたのかな、
ベッドの上だとやることが何もない。
可愛い姉を見たいが、ベッドの上からだと見れない。
可愛い声が聞こえて余計気になる。
姉は見たいし、何かやりたい、、娯楽がほすぃー。
母が自分を腕に抱きながら、テレビを見ていた。
!!!
久しぶりに楽しさを感じているぅ。
幸せなら毎日のように感じていた。だが楽しさはなかった。
やっと見つけた娯楽を!!
そして、俺は母がテレビをつけると全力で笑った。
母が「テレビを消す」と言うと全力で泣いた。
繰り返すうちに、母は自分がテレビを見ることが好きだと思ってもらえた。
ベッドからテレビが見れるようなった。
アニメと、人形が話すような幼稚向け番組の子どもの純粋さを守る番組だけを流していた。そのため、基本は電源が消えている。
姉のおかげで、女子向けアニメを観れている為、かなり満足しているが、、、出来れば深夜アニメも見たい。
ニュースを見ていた。
美味しそうな料理特集が終わり、事故のニュースになった。
母はすぐに他のチャンネルに変えた。
一瞬、見えたのは、
高校生が小学生を庇って死亡とあった。
死んだ時のことだった。
姉が母に抱っこされ、ベッドを上から覗いている。
姉は自分に興味を示している。
指や体を触ってくる、とても気持ちいい、、
もっと触ってほしい。
姉がとっても可愛い。見るたびニコッと笑うのだ。
姉は天使だ。
『この時は知らなかった。母がすぐにテレビを変えたことに大きな理由があったことを』
初めての小説です。読みづらかったり、誤字脱字や沢山あります。可能な限り頑張ります。
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