26話 2才 友達
しょうたくんに話しかけるが
「、、」
しょうたくんは静かである。
相手は2才の男の子だ。普通に2才だと男でも可愛いよな。
あといぶきくんもしょうたくんも他の子も、
まだイケメンになる前のヒヨコって感じがいいな。
「、、、」
しょうたくんは、ずっと動物の図鑑を見ている。
「動物好きなの?」
「、、、ペンギン」
「そうか、ペンギン好きなのかいいね、黒くて可愛いくて動きが好き。」
やっぱり仲良くになるには、相手の好きなことを褒めることだ。
「、、北極」
北極をよく知っているなー
「氷いっぱいあるところ?」
「、そう」
よしだんだんと返事がはやくなってきたぞ。
「ねぇ、ペンギンでトコトコが可愛いよね」
「わかる」
おっ!いまのははやかった。
「俺も好きなんだ。一番好きなのはナマケモノだけど」
俺もナマケモノになりたいと願ったことがある。
「ナマケモノ好きなのー??」
しょうたくんは一気に顔を近づける。
「うん」
「もっと一杯話そう!」
まさか生まれ変わってから同じ、ナマケモノ推しにあうとは、
次は少しちーちゃんとギューをして、おもちゃで遊んだ。
ゆずるちゃんとも、遊んでみた。
ゆずるちゃんは、どんどん話せるようになっている。
そして、絵を描くことが好きみたいだ。
「見てみて、ゆーくん描けたよ。」
「おーちょーうまいかわいいね」
可愛く、描いた絵を見せる。しかも上手。流石に2才の絵だが、顔のパーツの場所を分かっている。
これは、もはや、将来の漫画家の原石では、、、、
「、、うん、ありがとう、また描くのね」
「新しい絵をも見たい。」
「、かんばるね」
恥ずかしながらも、少し気合を入れるポーズをしている。可愛い。
俺は考えた。この子の絵を褒めまくれば、そのうちもっと描くことが好きになって、絵が上手くなり、漫画家になるのではと、、、
そしたら俺は、そのコネで憧れ漫画家に会えるかもと、
俺はそして、今のクラスの子ども達を見た。、、
俺は思いついてしまった。
この子たちの良さをの伸ばし、俺は将来、全ての界隈に友達を作る事が出来るのではないか、、と




