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268話 15歳


 陰である組織が怒りを燃やしていた。

  

 それはすずお姉様の会。


 すずお姉様は小さい頃から勇気に精神教育に近いものを受けていたので、すずお姉様のコミュニケーション能力は圧倒的だった。


 いちかちゃん達の化け物一年生が入学してきても、その熱は冷めることがない。


 


 「ゆうきくん!!」


「あ、お姉様!!」



この光景はファンクラブから見て、許せるものではない。すずお姉様の他にも沢山の女子に囲まれている。その上、イケメンと仲が良いため、一部女子会員達からも嫌われている。



 「ねぇ、ゆうきくん」


「なに?」


「実は私にファンクラブがあるみたいなんだよね」


「えっ、そうなの?」

ゆうきはその一言に体が震える。


 「でね、まぁ流石に殺されはしないだろうけど、もし何かされてもある程度は許してあげてね」


「こんにゃく」


「まぁ、ゆうきくん中身は大人なんだし、私を含めてどんなに嫌われてもゆうきくんを大切に思う人は沢山いるから。」


「・・・俺はボコられる前提なんっすね」


「うん!!」


「あはは、可愛い笑顔」


「今まで謝って済んだけど、高校の人達は勇気のこと何も知らないからね、まぁこれも勇気くんが選ばずにはぐらかした罰だね」


「・・・も・・・もしかして、その陰でこっちを見てる、筋肉が凄い先輩さんは?」


「うん、ファンクラブの人」


「オワタ」

 

「面白かったらブックマーク、下の評価よろしくお願いします!」


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  俺以外女子しか居ない学校で一年経ったけど、痴漢冤罪で地獄になったからもう遅い

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