25話 2才 リベンジマッチ
その後はちーちゃんに何度もギューを頼まれたので朝の会になった。
そして次の自由時間は外になった。
ちーちゃんがこっちに来た
「勇気くん一緒に遊ぼう」
ちーちゃんと仲良くなれて嬉しいな
「ごめん、昨日約束してたから、後でね、それか3人で遊ぼう」
そう俺は昨日、人形遊びをしていた男の子に明日は外で遊ぼうと約束していたのだ。
「ぶーならいいや」
それは本人にはわからない気持ちが理由にあった。
「いいの、ごめんね、ちーちゃん、後でまた遊ぼうね」
「わかった、あとでね、ぜったいだよ」
そして、俺は男の子の元へ向かう。
「今日勝ったら、約束通り、名前教えてもらうからね」
「そんな約束したっけ?」
あらっ2才だし、昨日の約束忘れても仕方ないか。
「とりあえず勝負しようか!」
俺はカッコつけてアクセントを低く話す。
「いいよ」
男の子のもノリが良く、アクセントを変えてカッコつけて話してる。
鬼ごっこになった。2才が遊べる遊びはまだ、少なく、単純なルールじゃないと出来ないしな。
俺と男の子は鬼ごっこをした。
俺は鍛えているので、すぐに捕まえられるが、程よく捕まえ、程よく捕まえられた。、、そしてだとは思ったが、勝ち負けが特にないので、また名前を聞かずに終わった。
その後、約束通りちーちゃんと少し遊んで時間になった。
俺はその後、男の子の動きを見て、着替えをロッカーにしまうところを見て、名前を覚えた。「いぶきくん」かいい名前だ。
そして、俺も母以外に着替えさせて貰って変な気恥ずかしさを感じていた。、、少し先生の着替えをしてもらう最中、先生のことをメイドのようだと思ったのは秘密だ。
そして、また他の子どもがロッカーにしまう所を見ている。名前を把握するためだ。よし!ある程度は覚えた。
今度は新しい友達と遊びたい。
あそこに先に着替えて、さっきも一人でいた、しょうたくんだ。
俺は前世のほっとけないと思ったあの時を思い出す。
「ゆうきくん、遊ぼう。」
「ごめーん、ちーちゃんと遊ぶのすっごく楽しいけど、ごめん次は新しい友達と話したいんだ。」
「えーーー、いやっいや」
ちーちゃんは駄々をこねる。可愛い。もうこんな短期間で俺のことを気に入ってくれたのかな、嬉しい。
「ごめんよーー」
「もう、プンっプン」
リズムよくプンって言ってる。アニメの怒った顔のようだ。
可愛い、まじで可愛い。だが
「ごめんね、後でまた遊ぼう、そしたら少女アニメごっこしよ」
俺もしたいし、見たい。
「うん!なら後でやる!!」
そして俺はしょうたくんに話しかける。
「ねぇっしょうたくん」




