261話 15歳
俺はついに今日から高校生になる。
いや、もう一度なる。
「おはよう!!お兄ちゃん!!」
朝から義妹に起こされるラブコメ展開が起きてる。
「お兄ちゃん、どう似合ってる??」
「最高です。」
「ありがとうお兄ちゃん!!」
「お兄ちゃん、やっぱりラブコメの王道は義妹ルートだからね」
「それは、違う姉ルートこそ至高」
お姉ちゃんが入ってきた。
「義妹!!」
「姉!!」
あー、最高。永遠とこんなプチ修羅場をしてほしい。
ーーーーー
「ねぇ、ゆうき本当にするの??」
俺は姉に心配されている。
「ぁあ、例え変人と言われてもやってみたいんだ。」
「いや、もうゆうきは十分変人だよ。」
義妹にも心配されてしまってる。
「私は結果が見えるわよ」
母は呆れた顔をする。
「夢だったから!!行ってきます!!」
そして、扉を開けた瞬間、春にぶつかった。
よく見たら、もうほぼ全員いる。
「私の勝ちね!やっぱりこれは幼馴染の役目よ」
俺はなんとか口に咥えてたパンをキャッチする。
「負けたぁー!」
ちーちゃんが悔しそうにしている。
「幼馴染の私が出てくる時間を間違える訳がないわ!!」
「流石、幼馴染やるわね」
いちかちゃんはそんな春を褒めている。
「あ、やっぱり春の勝ちか」
後ろから我が義妹がやってきた。
「どいうこと??」
いちかちゃんが説明する
「いや、みんな知ってから、勇気が高校初日の恒例パターンのパンを咥えて登校するやつしたいしってからもちろんみんなで当たりに行ったってこと」
「流石に私たちが当たるのは、一切登校関係ないし、勇気の夢だから我慢した」
「ねぇ、お姉ちゃん私たちも当たりたかったね」
「そこで、私達で勇気が出る時間を予想して、当たったものが当らりに行くゲームをしてたの」
春がドヤ顔で説明する。
「あはは、偶然間全くないけど、美少女にぶつかったから良いか」
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辛いことばっかりの魔法使いは、自らの出せる水以外失った世界で
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