258話、 14歳
卒業式が終わった。
「何、ぼーっとしてんの?ゆうき??」
春が俺の頭を叩く。
「いや、校長先生とptaの挨拶系以外あっという間だったなと思って」
「おじさん!!俺達とも写真撮ろうよ」
俺はクラスメイトに誘われる。
もうすっかり人によってはおじさん扱い。
「うん!行く行く」
「あっ、ゆうき!!もう相変わらずだなぁ」
「春、私達とも撮ろうよ」
俺達は今写真を撮りあっている。
そっか卒業式ってこんな感じだったんだ。
それにしても、写真を撮ったり、いちかちゃんが歌ったり、卒アル書いたり、クラスメイトは変なダンス踊って、遊んで、
なんかみんなお別れって感じはしないなぁ。
一応、俺達流石に高校違う人沢山いるんだけどなぁ
まぁ、みんなと月一で会う約束はしてるし、俺達の関係は終わらない。
ーーーーーーーーーー
卒業生、保護者達をより、号泣している者達がいる。
「良かった、本当に今回は卒業式出来て」
「太陽、凄く嬉しそうだったね」
「ぁあ・・・本当に、あの時俺がアイツを落とさなければ」
「晴ちゃんはみんなと一緒じゃなくていいの?」
寺沢は晴に聞く
「もうみんなと話しはしたし、写真も撮ったからね、それに、私もこっちだって大切なクラスメイトだしさ。何より、主役達はすごい幸せそうだからね」
「・・・そうだね。」
「私は今日はこのあとあの子達とパーティだけから、飲み会は参加出来ないけど、明日まで2次会は続けてくれたら出るからさ、みんな耐えてね」
「それは流石に」
「耐えたら、いちかちゃんのサイン貰ってきてあげる」
元クラスメイト達は歓喜が上がった。
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