257話 14歳
俺達はもう明日で中学を卒業する。
卒業遠足を終え、いちかちゃんの卒業ライブも終えた。
中学も卒業するのか・・・早いなぁ
俺はこの合計で6年間この校舎で暮らしたんだよなぁ
太陽だった、あの時俺はこの時期に、クラスメイトに・・・2階から落とされて大怪我して卒業式出られ無かったんだよな。
あれは荒れたなぁ。
今になると、良い・・・いや絶対にいい思い出ではないな。
みんな集まってる。
「お兄ちゃん探したよ、こんな所で何してるの?」
「校舎を眺めてるんだ」
「へぇ、おじさん臭」
「我が妹ながら酷い」
いつの間にか俺の横に座ってる春も追い討ちをかける。
「私も思った」
俺にそんなこと言わない、天使のちーちゃんが素直な質問をしてくれる。
「青春は何度あっても恋しくなるの?」
「うーん、友達次第かな。前はそうじゃなくて地獄だったし、卒業式前に俺あそこから俺落ちたんだよ」
「それで、前は出られなかったんだね」
静美ちゃんが答えをまとめてくれる。
「だから、今度こそはみんなと卒業式に出られて嬉しいんだ」
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