252話 、 14歳
「ねぇねぇ、お姉ちゃんに構ってよ。」
「ごめん、お姉ちゃん」
「そうだよ、お姉ちゃん!!今は心を燃やす真剣勝負中なの!!」
「でももう5時間くらいやってるよカードゲーム」
「私のターンドロー!!」
ーーーーーーー
「ねぇ流石人お姉ちゃん構ってよ。」
「ごめんお姉ちゃん!!俺達今大会に備えて忙しいんだ。」
「そうなんだよ!お姉ちゃん!!」
「ブーブー」
ーーーーーーー
そして、大会当日。
「ねぇゆうき??」
「何お姉ちゃん??」
「あなた、普通に子どもの部でやるの??」
「・・・っあ、」
「えっ、ちょっと!ゆうき!!何やる前から諦めてるの!!」
「いや、やっぱり正しくルールを守ってこそカードだし」
「でも、アンタ今・・・子どもじゃん」
「中身は大人なの!!それよりプライドが・・・流石に行けないからなぁ」
「でも金銭面的には子どもよ!!」
「確かに!!」
「いや!!それは違うでしょ!!」
姉の冷静なツッコミを頂いた。
だが結果大会の参加者は俺達だけで子どもの部大人の部もそのまま優勝した。
「何の為の練習だったの??」
「たまにあるんだよ。お姉ちゃん」
「帰ったら、私のことを構ってくれないとボコすわよ」
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