244話 14歳
「おーん、朝から最高」
「おはよう、お兄ちゃん」
俺はひーちゃんに起こして貰っている。リアル義妹に起こされるなんてヤバすぎやろ
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「じゃあ、私達出かけてくるね。」
「行ってくるね、義母、お兄ちゃん!!」
ひーちゃんとお姉ちゃんはもう既に打ち解ける。
「行ってらっしゃい!!」
外から春達の声も聞こえ、今日は女子だけで買い物に行くようだ。
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「勇気」
「何お母さん??」
「そろそろみんなに本当のこと話さないの?」
「えっ??」
「だって、みんなもうこれからはほぼ大人になるのよ」
「うー」
「前世組はほぼみんな知ってるけど、知ってるからこそ、差別みたいに思われるかもよ」
「確かに」
「ますます、言い辛くなるよ。みんな勇気への愛は溢れるばかりだし、」
「ぅそうだね。」
「年を重ねるほど黙っていた裏切りは強くなると思うの」
「確かにそうかもだけど、」
「そろそろ言う覚悟決めなね。」
「わかった」
と言うことで、
「なるほどね、だから私に相談と」
晴ちゃんのところにきた。
「どう言ったらいい??」
「うーん、っう、」
「どうしたの?晴ちゃん」
「何でもない。トラウマが・・・私はほらもう30超えたから、若い人の気持ちになって」
「晴ちゃんはまだ若いよ」
「なら、結婚して」
「それは・・・考えとく」
「はぁ・・・私は結婚出来るのかな・・・チラチラ」
「晴ちゃんワンチャン捕まるからそこまでで、」
「そうね。とりあえずみんなにどう言うか、やっぱり下手なことをしないで直接言えばいいんじゃない??」
「だよね。」
結局そのあと話し合ったが、それが一番と言う結果に終わった。
やるとは決めてない。
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虐められていた俺だが、新しく出来た階級制度によってクラスメイトが奴隷になる
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