241話 14才
「勇気似合うかな?」
お姉ちゃんの高校の制服を見せてくれる。
手を繋いだあの散歩を思い出す。
「あれ、勇気なんで泣いてるの?」
「きっとお姉ちゃんが可愛いすぎて感動してるのよ。」
俺のお母さんが横から俺の気持ちを代弁する。
そうだよ、そうだよ。可愛くて成長してもう色々エモい。
「流石私の娘だね。すごく可愛い。」
そういえば、動画で見たお母さんにも似てきたね。
「って勇気、こんな場合じゃないよ、起こしてきた」
「そうだった!!」
ーーーーーー
俺の最近の楽しみだ。お姉ちゃんには嫌がられるが本人の希望もあり俺がやっている。
「おはよう!ひーちゃん!!」
「ふぇ??ふぇふぇ???」
今日も可愛いく寝ぼけている。
「ほら、早くしないと寝坊しちゃうよ。あと可愛いけど寝癖ね」
「ちょっ、お兄ちゃん恥ずかしいから、部屋から出て!!」
「わかったよ」
俺には夢の義妹との登校が叶って最高だ。
「勇気!お姉ちゃん行っちゃうよ」
そうだった。やっぱり初めは絶対に送らないとね。
「お姉ちゃん!!高校も頑張ってね。」
「うん!頑張るよ!行って来るね」
ーーーーーー
「おはよう、春!!」
「おはよう!勇気!今日からまた一年よろしくね。」
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最初の涙はエアの思いだと思ってください。
正直200を超えているので設定忘れてないか不安です。




