239話
そして、ひーちゃんの警察所に来た。
ひーちゃんが俺の服を握る。
「ねぇ、ゆうき?」
「うん?」
「私さ、みんなとゆうきと離れたくない。」
「俺もひーちゃんと離れたくないよ。」
「ありがとう、でも不安だよ。」
「怖いの」
「うん、あとね。上手くいってもみんなと同じようには戻れないんじゃないかって」
しぃーちゃんは泣きそうな顔をする。
「みんな凄く優しいけど、同時にみんな凄く可愛いの。なのに私は汚れている。」
しぃーちゃんは自分の手を押さえながら泣いてる。
「仮に上手くいっても綺麗なみんなと同じようにはならない。」
綺麗だよと言いたい。けど本人にあった過去は変えられない事実であり、おそらく俺が幾ら綺麗と言っても本人の感覚は変わらないだろう。
ひーちゃん、ごめんね。もっと早く俺が気付いていれば。
「私はみんなとみんなようになりたい、けどもう体がもう昔のようになれないの!」
俺の服を話しのその場手を押さえながらしゃがんでしまう。
「ひーちゃん。」
「・・・」
しぃーちゃんは涙を拭っている。
「しぃーちゃんは確かに親に酷いことをされて、少しは違うかもしれない。」
「・・・」
「でも、ひーちゃんの手は綺麗だし可愛いよ。」
「でもそれって、みんなより確実に違うじゃん。」
「ひーちゃんの手は他の人より違う可愛いさがあるよ。」
「そんなこと言っても!」
「聞くけど、俺って変態だけどみんなと違う?」
「違うよ!違うことだらけだよ!」
「少し落ち込むは、あと一つだけ聞くけど俺って他よりかっこいい?」
「今、何言ってるのよ?」
「いいから教えてよ。」
「うん、かっこいいよ。」
「ありがとう。なら大丈夫だよ、ひーちゃんも。」
「何だよ、」
「その手でも、みんなより可愛いくなれるっこと。」
「何でユウキがかっこいいのと私が可愛いのがどう一緒なのよ!」
あっ今自分が可愛いの認めた。
「だってほら、俺の腕だって。」
そして俺は自らつけた火傷の跡を見せる。
「なにこれ?どうしてこんなことを!」
「一つ!ひーちゃんに手の跡くらい大丈夫と教えること!2つ!ひーちゃんとお揃いにすること!3つ、ひーちゃんの苦しみを少しでも分かち会うため!」
「そんなことのために、」
ひーちゃんは、怒った顔をする。
「まだあるよ。4つ、この手を見たひーちゃんが私が理由で火傷を負って、みたいな展開により俺に依存させるため!!」
「何それ?」
「つまりだよ。ひーちゃんが俺にとって大切な人だからだよ。」
「・・・それって告白?」
「ちょっと違う、ハーレムの誘い。」
「ハハッ、相変わらずだな。」
ひーちゃんは涙を拭きながら笑った。
ひーちゃんはめちゃくちゃ可愛いや。
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よろしければご覧ください。8時から投稿です。
大切な人をクラスメイト全員で虐めてから約8年、そして過去に戻る。
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