232話 13才
私はずっと、お姉ちゃんに憧れていた。
お姉ちゃんはいつでも私のことを真剣に見てくれる。
優しい憧れだった。
お姉ちゃんが、声優になった時はビックリした。
私の追いつけない先に行ってしまったように感じた。
ゆうきくんに私も声優にならないかと提案されて嬉しかった。
努力した、お姉ちゃんに追いつくために、いつまでも大好きなお姉ちゃんと一緒にいる為に、
きっとゆうきくんは、狙っていたね、この状況を、
「お姉ちゃん、、、」
「フフッよく来たね、しぃー」
「絶対負けない。」
「しぃーの声は主人公だもんね。そりゃ負けないよ」
「主人公補正ありますからね」
ドヤ顔をする。
「でも、私の声で、監督さんにここでやられるのは勿体無いと思わせてあげるよ」
お姉ちゃんはいつも、私のことを対等に見ている。
ただ妹扱いをするのでは無く、妹である私に負けないように。
「いいハンデじゃん、ルーキーさん」
「絶対負けない、、私は、ミクリは負けない!」
「受けて立つよ!!」
ーーーーーーー
俺は流石に見学はokして貰えなかった。
ただ声優人の仲に、俺も知っている人が何人かいて、再び相手の方が知っている程の気まずい会話が起きた。
サインは貰った。
最近俺の関わりに怪しさを感じている、俺のお姉ちゃんがいる。
確かに、ライトちゃんとかただあの日落とし物を拾っただけのわりには、関わりすぎだもんな。
しぃーちゃんから沢山緊張した話を聞かせてもらった。
「面白かったらブックマーク、下の評価よろしくお願いします!」
最近伸び悩んでいます。
あらすじと題名を変えるかもれ知らないです。




